「LS乗りの手本になるような一台を作りたい」
エアロやフェンダー、ボンネットなどボディのほぼすべてに手を加えても、ボディカラーは純正ブラックを貫いている。違う色にすればイメージがさらにガラッと変わるし、イベントでの注目度も高くなる。
「他のクルマを見ると刺激を受けてしまいますが、高級車らしさを主張したいからボディはやっぱり黒」。
それは内装も同様。部分的に赤と黒で張り替えて華やかに仕上げているが、純正のウッドパネルはあえて残す。高級車と言えばウッド、それも譲れなかった。
さらに至れり尽くせりの機能が付いた電動本革シートを外し、レザーで張り替えたレカロのセミバケットシートを搭載してスポーティなムードも高めている。
振り返ってみると、もうイジる余地がないほど完成度を高めたLS。しかし、進化はまだ終わらない。
「これからもっと増えるであろうLSオーナーの、目標となるようなクルマを作っていきたいです」とオーナー工藤クンのLSへの想いは尽きない。
(TEXT:VIP STYLE編集部)