眠らない街に映えるエレガントな佇まい (1/3ページ)


実用性を犠牲にしてまで、イベントで勝つためのクルマを作り込む人が多い。しかし高橋サンの50シーマは、イベントだけでなく街乗りも視野に入れ、オシャレさを重視したスタイルを作る。愛情をたっぷりと込めて仕上げたシーマは、オーナーにとって「相棒」。この仕様なら、相棒と長く付き合っていけるだろう。

バブルの頃と比べたら、ネオンの灯りは減った。しかし夜の新宿は、今もなお華やかである。仕事が終わって飲みに繰り出すサラリーマンたち、買い物を楽しむカップル、海外から旅行ガイド片手にやってきた観光客――。多くの人が行き交う賑やかな街に、颯爽と現れたのが純白の50シーマ(日産F50型シーマ)。車外に出て、新宿の街並みを眺めるオーナーの高橋サン。
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「若い頃に仕事の関係で新宿に住んでいたことがあって、夜になるとよく歌舞伎町で飲み歩いていました。今もネオンが華やかで、『これぞ都会だな』という感じがしますね」。

 昔より回数は減ったが、今でもシーマで新宿へ遊びに行くこともあるというオーナー。繁華街へと堂々と乗っていけること、それがこのクルマの最大の強みである。
イベント会場では目立つものの、都会が似合うVIPセダンは意外と少ない。しかしこのシーマは、華々しい新宿の街に違和感なく溶け込んでいる。細部まで徹底的に手を加えているにもかかわらず、やっている感をおもむろに主張しないオシャレなスタイリング。「エレガントVIP」というテーマに相応しい仕上がりである。

「普段は乗るのが恥ずかしい、派手なクルマにはしたくなかったんです。快適に街乗りできて、なおかつイベントで入賞できる仕様が自分の理想でした。『すごいね』よりも、『カッコいいね』と言われたいです」。

 50シーマを新車で買って14年、VIPの世界に飛び込んで7年。走りを存分に楽しむというスタンスは、昔から何ら変わっていない。