二人の匠とオーナーの想いで作り上げた16アリスト (1/3ページ)


VIP系の世界で確かなセンスを持つ、近藤連合の近藤サン。ボディワークの美しさに定評のある末次ボディの末次サン。この二人がタッグを組めば、最強の一台が作れることはいうまでもない。
そしてフェラーリに想いを馳せるオーナー、クルマ作りを応援してくれる仲間たちも加わり、今最もホットなトヨタ16型アリストがここに完成した。

9-1

みんながいたからこそ作ることができた理想の1台

他の車種のディテールを取り入れて個性を出すというのは、ドレスアップの世界で多く見られる手法だ。しかしモチーフとなるクルマそっくりに仕上げるのではなく、あくまで部分的な造形を用いるのがスタンダードといえよう。
藺草クンの16アリストを見て頂きたい。
エクステリアは獰猛で立体感が際立つエアロをはじめ、ボンネットからブリスター、ドアミラーまですべてにおいて近藤さんの世界観が表現されている。

「スーパーカーと言えばフェラーリやランボルギーニですが、ランボは値段が高くて高嶺の花という存在。フェラーリの方が街中で目にする機会が多く、身近に感じました」。

しかも攻撃的で尖ったフォルムを持つランボに対し、フェラーリはしなやかなスタイリングのクルマが多い。丸みのある16アリストには、フェラーリの魅力がこの上なくハマると感じたのだ。
「言うは易し、行うは難し」という言葉があるように、イメージを寸分の狂いなくカタチにするのは非常に難しい。
そこで近藤連合の近藤サン、そして末次ボディの末次サンにクルマ作りを依頼した。
この二人といえば近藤連合の18型クラウン、佐竹クンの21型セルシオと、記憶に残るモンスターマシンを作り上げたことで知られる。研ぎ澄まされたプロデュース力と高い板金技術が融合すれば、16アリストは絶対にカッコ良くなる。その2台を間近で見てきたからこそ、そう確信した。