ニュル24時間レースで育ったBRZ用サスキット


ハードでもしなやかな車高調整式サスと
空力性能にこだわったエアロパーツ

このBRZはスバル専門のチューニングパーツメーカーである「プローバ」のデモカー。装着されているサスペンションキットは、オーリンズ製のDFVダンパーをベースとし、ダンパーの減衰力特性をプローバ独自の設定にしてあるオリジナル車高調整式サスペンションキットだ。そしてその開発テストを行ったのがプローバの吉田寿博氏。ニュルブルクリンク24時間でクラス優勝経験を持つレーシングドライバーである。

ニュルブルクリンクのクラス優勝ドライバーがセットアップする本格志向のサスキットを組むプローバのBRZ
ニュルブルクリンクのクラス優勝ドライバーがセットアップする本格志向のサスキットを組むプローバのBRZ
オーリンズDFVオリジナル車高調は価格40万円。スポーツ走行を意識した設定。ローダウンスプリングもあり、街乗り用の「プライム」と運動性重視の「オプション」の2つのバリエーションを用意
オーリンズDFVオリジナル車高調は価格40万円。スポーツ走行を意識した設定。ローダウンスプリングもあり、街乗り用の「プライム」と運動性重視の「オプション」の2つのバリエーションを用意

そのような人がセットアップしている車高調整式サスキットだが、ストリートカー向けのパーツだけにハード指向一辺倒ではない。バリエーションにはストリート向きも用意しているが、やはり本流はサーキットやワインディングでのスポーツ走行。試乗したデモカーには、サーキット向けの仕様が装着されていた。

肝心の走りは、「攻め込むほど動きのよさが出てくる」というコメントが試乗を担当したレーシングドライバーの番場琢選手から出てきた。
速いペースで走ったときもフロント、リアともにドライバーの操作に対してよく反応し、それでいて安定感もあるという。また、コーナーでイン側のゼブラゾーンに乗り上げるような走りをしたときも姿勢が乱れにくいそうだ。

「コースをガンガン攻め込むことができるサーキット走行慣れしたユーザーほどこのサスペンションキットのよさが味わえるだろう」と番場選手は力説する。今回はサーキット仕様のみの試乗だったが、その「デキ」から考えると、ストリート向けもキチンとセッティングしてあることが容易に想像できるとのことだ。

そんな本物志向のクルマ作りをするプローバは、エアロパーツ”ブラックエディション”にも強いこだわりを持って開発している。

落としすぎていない車高設定。これも走りを追求した結果のスタイル
落としすぎていない車高設定。これも走りを追求した結果のスタイル

機能性を重視するプローバらしくエアロの造形は凝っていて、フロントは大きくカタチを変えないまま、下面への風を整流するアンダーリップ式。サイドも横からの風を下面に流さない形状。そして前から入った空気を速く抜くためのリアディフューザーと繋がる。
ここも理想的なカタチにするため、マフラーもセンターアップキットという専用設計にするというこだわりだ。

シンプルながら空力を配慮した機能的な造形のフロントアンダーリップは価格5万9000円。サイドアンダーステップの価格は7万4000円。リアアンダーディフューザー単体は価格6万8000円で専用のバックランプとリフレクターを付属する。純正マフラーでも装着可能

スエードを植毛加工したインテリアパネルは価格5万8,000円。純正エアバッグユニットを装着できるオリジナルステアリング。径は358mm。表皮は合成スエード、アルカンターラを2色3シート使用。スポーツステアリングホイール385Zの価格は5万9000円

センターアップキット(センターパイプ+リヤサイレンサー+リヤアンダーディフューザーキット)は価格23万円。マフラー重量は純正より-2.8kg。JQR事前認証制度取得品
センターアップキット(センターパイプ+リヤサイレンサー+リヤアンダーディフューザーキット)は価格23万円。マフラー重量は純正より-2.8kg。JQR事前認証制度取得品

PROVA(プローバ) TEL 045-591-5501 http://jprova.co.jp/