大阪オートメッセ「マツダ787B」ル・マン24時間秘話


ミスター・ルマンが語る1991年マツダ優賞の舞台裏

大阪オートメッセ2016の6A号館「CARトップ」ブースでは、毎日豪華なゲストを招いてトークショーが行われている。

一般的なメーカー系ブースで行われているトークショーとはひと味違うのが「今だから話せる」が連発することだ。
その内容は、ときに自動車開発に関わることだったり、レース現場での裏話など聞いていると時間を忘れてしまうほど興味深い内容ばかり。DSC_0277

そのなかでもミスター・ルマンこと寺田陽次郎さんの「1991年マツダ787Bル・マン24時間レース優勝」での秘話は、ロータリーファンのみならず思わず引き込まれてしまった。DSC_0269

その秘話とは、マツダ787Bはレーシングマシンでありながらマフラーの「サウンドチューニング」を行っていたこと。
あの甲高い透き通ったようなロータリーサウンドは、チューニングを施した結果ではなく、エキゾーストノートの演出が行われていたという。
「ロータリーエンジンは、チューニングを施すとつんざくような排気音で耳を塞ぎたくになります。しかし、強い(勝利できる)レーシングマシンのサウンドは美しい。1991年のル・マン24時間レースは、(マツダが)勝てると思っていました。だから、排気音を美しくしたかった。そのために、わざわざ予算を集めてマフラーのサウンドチューニングを施しました」

4ローターエンジンを搭載したマツダ787B。写真は1991年にマツダが優勝したル・マン24時間レース

 

レースに勝つために予算を費やすことは常識だが、勝利とは無関係の「音」作りまでしていたとは驚きだ。

今年は、全国各地のサーキットでマツダ787Bのデモランが行われるイベントがあるそうだ。ぜひ、サウンドチューニングされたロータリーサウンドを堪能してほしい。P1J04893s

 

マツダ787Bロータリーサウンド

YouTubeより

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