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大阪オートメッセ「クールジャパン」精度を極めたコンプリートカー

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エアロやサスなどを装着して付加価値を高める

2015年大阪オートメッセでドレスアップカーコンテスト第1位に輝いた「KUHL JAPAN(クール ジャパン)」の”R35 GTR KUHL JAPANプロジェクト3D Ultimate”。アルティスの彫刻(エングレービング)によって塗装されたシルバーの日産GT-Rは、多くの来場者に衝撃を与えた。

KUHL2016年の今回は、昨年同様R35GT-Rながらもゴールド塗装仕様を展示。搭載するVR38型エンジンも金色に塗装されている。ブースには、同様にゴールド塗装を施したVR38型エンジンが展示されていたが、もはや芸術品という仕上がりだ。KUHL

そのような派手な面ばかりに目を奪われがちになる「クールジャパン」ではあるが、エアロパーツの販売だけではなく、実は新車コンプリートカーの販売をメインにしている。もちろん、ゴールドとシルバーそれぞれのGT-Rもコンプリートカーとして販売されているが、どちらかというと海外市場向けに製作したそうだ。

2015年大阪オートメッセ・ドレスアップカー&チューニングカーコンテストで見事1位になったR35GT-R

2015年大阪オートメッセ・ドレスアップカー&チューニングカーコンテストで見事1位になったR35GT-R

 

 

日本国内の一般向けには、日産GT-Rを筆頭として、トヨタ86、マツダ・ロードスター、トヨタ・アルファード/ヴェルファイアなど、幅広い車種の新車をベースにしたコンプリートカーを販売している。

「弊社のコンプリートカーは、オリジナルのエアロパーツのほか、サスやホイールを装着しています。ベース車に比べると価格は高めですが、その付加価値となっている部分をユーザーの方が独自に行なうより、ずっとリーズナブルな設定となっています」と語るのはクールジャパンの片岡孝裕代表。

大阪オートメッセの会場には、オリジナルのエアローパーツ、エアサス、ホイールで武装したGT-R(ゴールドとホワイトの2台)、ロードスター、アルファード/ヴェルファイアが展示されていた。
どのクルマのエアロもボディとのマッチングは良好。社外パーツにありがちなチリのすき間はまったく見当たらない。純正パーツ以上のフィッティングを実現しているといえるだろう。

これらは社長自らが陣頭指揮を採ってデザインし、フィッティングのみならず通常ならコスト面から諦めるような細部の造詣まで、妥協することなく具現化しているそうだ。

「弊社のコンプリートカーは、デザイン性とクォリティの高さを最優先しています。サスペンションやホイールは選択可能で、オーナーの好みに合わせて変更することもできます。弊社以外のエアロパーツを装着したいというオーダーも受けられます。そのようなときでも、他社ではできない高い精度のフィッティングで納車させていただきます」と片岡代表。

エアロパーツのデザイン、塗装やチューニングなどの技術・精度を高め、他社に比べるとやや価格は高めの設定だが、価格以上の満足度をユーザーに与えてくれるクルマを作り上げている。
また、新車だけでなく中古車にエアロパーツを装着するといったオーダーも受け付けてくれる。

 


昨年10月にはミニバン専門店を設立し、これまでのハイブリッドカー、スポーツカーのラインアップに、さらなる1ページを加えたことになる。
クールジャパンは、今後の発展が注目されるメーカーといえるだろう。

クールジャパン片岡孝裕代表

クールジャパン片岡孝裕代表

クールレーシング公式ホームページ

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