「引っ張りタイヤ」のメリットとデメリット


引っ張りタイヤのカッコよさは認めるけど自己管理は必要

タイヤにはサイズ別に最適なホイールのリム幅がある。例えば、255/30R19サイズのタイヤの適用リム幅は8.5〜9.5Jで、最適(標準)リム幅は9Jとなっている(横浜ゴムホームページより)。
それを無視して適用サイズより太いリムのホイールを組み、タイヤがホイールによって横方向へ広げられた状態になることが、俗にいう『引っ張りタイヤ』だ。9I2A1388

ここでは『引っ張りタイヤ』のメリットとデメリットを手短に説明しよう。

まずは「メリット」。イチバンは単純なカッコよさ。タイヤが引っ張られることで薄く見え、ホイールのデザインもより印象づけられる。同時にショルダーと呼ばれるタイヤの左右に角度が付き、ローダウンしたときにフェンダーと干渉しにくくなるのも大きい。
ちなみに適用リム幅の範囲内なら、太めのほうがタイヤのサイドウォールの剛性が高くなり、ハンドリング性能が向上するという説もある。

続いて「デメリット」。引っ張ったタイヤは本来の形状を逸脱しているため、タイヤ本来の性能が損なわれてしまう。また、空気が漏れやすくなったり、リムとタイヤがズレやすく、最悪の場合外れてしまうケースもある。さらに乗り心地の悪化や偏摩耗など挙げれば正直いってキリがない。

若干の引っ張りタイヤであれば走行性能にさほど悪影響はないが、ドレスアップ目的で極端に引っ張った場合は、路面の段差をできるだけゆっくり乗り越えたり、空気圧をマメに確認するといった、乗り手側による配慮は絶対に必要だ!

【関連記事】