インチアップしたクルマのタイヤバースト事故が多い理由 (1/3ページ)


低偏平タイヤは空気の量が少ない

タイヤバースト事故の原因で、ランキング上位にくるのはずばり「空気圧不足」である。もちろん、偏摩耗やタイヤのキズなど、さまざまな原因はあるが・・・。

インチアップするとタイヤの厚みが少なくなるため、内部の空気の絶対量は少ない。つまり、同じ量の空気が抜けたとき、インチアップした低偏平タイヤの空気圧は大幅に下がりやすい。つまり、ノーマルタイヤより、マメに空気圧チェックをする必要があるわけだ。0

ホイールを純正より大径化(インチアップ)したときのタイヤの空気圧は?
とあるタイヤメーカーのホームページには「ノーマルより1〜2割高めにすると良い」と記されているが、あまりにも大ざっぱだ。インチアップなどタイヤのサイズを変更したときの、正しい空気圧はどのくらいに設定すればよいのだろうか?
答えは「純正タイヤサイズ」の「ロードインデックスと空気圧」から導きだすしかない。

「ロードインデックス」とは、タイヤ1本で支えることのできる最大負荷能力を示す指数で、タイヤサイズの後に記されている数字。例えば「225/45R17 91Q」サイズのタイヤなら「91」がロードインデックスの数値だ。

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履き替えたタイヤ(インチアップしたタイヤ)の「ロードインデックス」の数値が「純正タイヤサイズと同じ」なら空気圧は変える必要はない。
ただし、エクストラロード(XL)という耐荷重を強化したタイヤは、ノーマルより空気圧を高めなければならないので要注意。さらに輸入タイヤのヨーロッパ規格(ETRTO規格)と国産タイヤの日本規格(JATMA規格)でも、若干ではあるが規定空気圧は異なる。