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「車高短(シャコタン)」でも入れるコインパーキングを調べてみた

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ロックプレートを使わないコインパーキング

奥のポールのカメラとセンサーで監視するフラップレスタイプのコインパーキング。ロックプレートの乗り越えがないので、スムースにアクセスできる。エアロ付きのクルマでも安心

奥のポールのカメラとセンサーで監視するフラップレスタイプのコインパーキング。ロックプレートの乗り越えがないので、スムースにアクセスできる。エアロ付きのクルマでも安心

そういう意味で、車高の低いクルマにオススメなコインパーキングの決定版は『フラップレスパーキング』だ。
これは文字通り従来のロックプレート=フラップがなく、カメラ監視のみのシステム。ある会社では、ここ数年で、関東圏、関西圏、福井市内に提供している駐車場システムの7割は、このフラップレスタイプとのこと。

料金の収受は支払機で行なう。ある意味、使用者のモラルが問われる駐車場だ。設置場所は、モラルや治安の良いところが選ばれているようだ

料金の収受は支払機で行なう。ある意味、使用者のモラルが問われる駐車場だ。設置場所は、モラルや治安の良いところが選ばれているようだ

ロックプレートの乗り越えがないため、車高の低いクルマだけでなく、初心者や高齢者でもクルマの入出庫が容易だ。フラップへの接触や精算しても出られないというトラブルがないと好評で、今後の主流になっていく模様。
また、このシステムは料金を支払わない不正出庫が起こりにくい地域を選んで設置しているそうだ。つまり、フラップレスコインパーキングがある地域の治安は良いということなのかもしれない。

フラップが上がって動けなくなる事故は年間94件

ちなみに、一度駐車スペースにクルマを入れた後、何かの都合で、フラップがせり上がる前に出庫しようとした途端、フラップが上がり出して動けなくなったり、駐車スペースの番号を間違えて精算して、プレートが上がったままクルマを動かしてトラブルになる例は、かなり多いとのこと。

コインパーキング

ある会社のデータでは、143カ所のロックプレート式駐車場で、カメの子状態になったクルマの救出のために、1年間で94回も出動しているとのこと……。亀の子になったクルマはジャッキアップして車体を浮かしてから、ロックプレートを下げてレスキューされる。
クルマにも駐車場の設備にもダメージを与えることがあるので、クルマを動かすときは、ロックプレートが下がったことをしっかり確認することを忘れずにしてほしい。

(レポート:藤田竜太)

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