「ブレンボ」が模造品対策を本格化!


「ブレンボ」正規品と模造品を
見分ける5つのポイント

高性能ブレーキの代名詞であるイタリアの「ブレンボ」。そんなブレンボの偉業を不当に得ようとしている『模造品』が近年少なからず出回って、さまざまなトラブルを引き起こしている。
そのような事態を重く見た「ブレンボ」では、ブレーキシステム製造業界では初となる正規品認証サービスを導入するとともに、真贋を見分ける5つのポイントを明らかにした。

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1:偽造防止カードの有無を確認する
正規品のブレンボのブレーキシステムには、偽造防止カードが同梱されている。そのカードに記載されている6ケタのコードで、ブレンボのウェブサイトにアクセスすれば、正規品であることが確認できる。
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2:正規品はすべてブレーキシステムキットで販売
ブレンボでは、自動車用キャリパーをキット(ディスク、キャリパー、アダプタークランプ、ブレーキパッドで構成)から分離して、キャリパーなどを単体で販売することは決してないとのこと。これは意外に思うはず。単体販売されるキャリパーは、模造品である可能性が大きい。
GT RED NO SC_2

ただし、ブレンボが各自動車メーカーなどにOE供給しているシステムに関しては正規品だ。とはいえ、OE供給されたキャリパーなどは、その車種専用設計なので他車に流用した場合に不具合が生じても、ブレンボは一切補償してくれない(流用は自己責任ということで)。R35-101018-112-1200x800

3:価格
一番わかりやすいのはコレかもしれない。新品なのに相場より明らかに安いものは、模造品である確率が高い。安物買いの銭失いどころか、ブレーキは安全にかかわる重要なパーツ。上手い話には気をつけよう。
ブレンボ製ブレーキシステムの高性能と適度に高い価格トレードオフなのだ。GT RED SC_2

 4:正規販売店で購入する

確実なのは、ブレンボの正規代理店でブレーキキットを購入すること。
正規代理店は、下記のURLで確認できる。

www.brembo.com/it/auto/uso-sportivo/distributori

 

5:カタログをチェック
ブレンボが製造した製品は例外なくすべてカタログに掲載されているので、自分の愛車用のキットが製品化されているかをまずチェック。カタログにない場合は、OE製品の流用か、模造品ということに……。


なお、OE製品の流用は、ブレンボ社ではシステムとして適合試験を行っていない。そのような理由から厳密にはブレンボのブレーキとはいえないらしい。

 

いずれにせよ、制動力の高性能化を望んでブレンボのブレーキを購入するなら、たしかな製品を、たしかな専門店で購入しよう。

 

ブレンボの模造品に対する警告ページ
http://www.brembo.com/jp/company/news/anti-counterfeiting

(レポート:藤田竜太)

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