「セダン女子」1年生が選んだのはトヨタ18系クラウン (1/3ページ)


若き21歳の女の子が彗星のように登場
ドレスアップ・イベントでMVPを獲得

「若者のクルマ離れ」などという巷に溢れるネガティブな言葉を一瞬で吹き飛ばす、気合いに満ちた21歳の女性オーナー。1年足らずで完成させたトヨタ18系クラウン(ゼロクラウン)は、外装はもちろん内装&オーディオまでスキのない仕上がり。維持費やパーツ代にお金がかかるジャンルだが、強い決意を胸に秘めてまだまだ上を目指す意向だ。Main02

2015年8月に開催されたドレスアップイベント、トゥルー杯クイーンカップ2015。女性オーナーだけのイベントという珍しさが話題となり、全国各地からハイレベルなクルマたちが参戦。上位入賞者を見ると雑誌でおなじみの顔ぶれが多い中で、まだあまり世に知られていない1台の18系クラウンがMVPに輝いた。

オーナーの久美サンは弱冠21歳。その初々しさとは対照的に、クルマを見ると外装をきっちり仕上げているだけでなく、内装&オーディオもこれ以上手の施しようがないほど完成された状態。特にオーディオは、トランクだけでなくリアシートまで取っ払って作り込むという凄まじさ。

機材のレイアウトはショップのセンスを信じてお任せ。下部に大きなウーハーを仕込み、それを隠すかのようにアンプをセット。大きなツイーターを持つ2wayミッドの存在感も高い
機材のレイアウトはショップのセンスを信じてお任せ。下部に大きなウーハーを仕込み、それを隠すかのようにアンプをセット。大きなツイーターを持つ2wayミッドの存在感も高い

すでにベテランの貫録を漂わせる1台だが、製作期間はわずか7ヶ月。そのデビュー戦として選んだのがトゥルー杯。トータルバランスの高さはもちろん、新鮮さも素晴らしい評価に繋がったことは間違いない。

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FRP製のオーバーフェンダーは、先に買っておいた極太のワーク・マイスターS1Rに合わせて作った。出幅はF8cm・R10cmとかなりのワイド。ボディカラーの最終候補だったピンクは、イデアルのブレーキキャリパーにアクセントとして使うことにした

ただ最近の経済事情を考えると、若いオーナーたちはドレスアップ費用までお金が回らないのが現状。しかも若い女性であればオシャレもしたいし、美味しいものも食べたい。クルマ以外にもお金を使いたいお年頃だろう。それでも彼女が、クルマに全力を注ぐ理由とは一体何か。

「女性のセダン乗りの中で、5本の指に入るレベルのクルマを目指したい。そしてセダン業界を盛り上げて、若い女性オーナーさんがもっと増えて欲しいと願っているんです」。

 ――なるほど。久美サンのように高い志を持つ女子がいれば、きっとセダン界の未来は明るいだろう。