乗り心地を損なわず低車高を実現する別タンク式車高調サスペンション


ショートストロークでも十分な油量を確保
伸びと縮みの減衰力を別々に操る

「Tディメンド」のサブタンク付き車高調整式サスペンション『PRO DAMPER 2WAY TYPE』がいよいよデビュー。
ショートストロークでもショックの容量を稼げる上、減衰力調整の面でも非常に有利なこのツーウェイタイプ。ただ低く落とすのみならず、その車高でも妥協なく乗り心地や耐久性を追求するオーナーたちにとって、何よりも嬉しいアイテムになるのは間違いない。

車高の低さを追求していけば、車高調整式サスペンションのショートストローク化は避けられない。
しかしショックアブソーバーが短くなればなるほど、内部のオイルやガスの容量は減少。ショックアブソーバーは走行中に熱を持つのだが、容量が少ないと熱ダレしやすくなってしまう。
「油温が上がりすぎると本来の減衰力を発揮できなくなるし、オイル自体の寿命も縮む。また、どんなダンパーでも少しずつガスやオイルは抜けていくものですが、全体量が少ないと、その影響を受けやすくもなります」とTディメンドの田中サン。ダンパーはスチール製がベースだが、アルミ製にバージョンアップも可能。

ウィッシュボーン車用のロアブラケットはアルミ製。

そこでサブタンクの出番。ショックは短いままでも容量をアップできるため、前述の問題を大幅に軽減。
長時間走行でも安定した減衰力を保ち、耐久性も高めてくれるというわけ。
さらに減衰力を「伸び」と「縮み」、それぞれ別々でセッティングできるのも大きなメリット。
具体的にはアッパーのダイヤルで縮み側を、サブタングで伸び側を個別に調整できる。サブタンク下のダイヤルを回すことで伸び側の減衰力を調整(24段階)できる。

「例えば段差を踏んでショックが縮む時はスムーズに、その反動で伸びる時はグッと踏ん張るようにもできる。普通は縮み側を硬くすると、一緒に伸び側も硬くなってしまうので、こうした調整は難しいんです」。
ということで、そこまでベタベタに落とさない仕様でも、選ぶ価値は大いにアリ。
自分好みの乗り味を追求したい人にはぜひオススメしたい。バネレートは最大80kgまでをラインアップ。

内蔵したベアリングがスプリングのねじれを解消してくれる“プロシート”もオススメのアイテムだ。

なおこのツーウェイタイプは、カスタムメイド車高調“プロダンパー”のベースキットの一つとして追加されたモノ。アッパーマウント&ロアブラケット形状や、バネレート・本体色変更といったプロダンパー独自のオプションは、従来通り適用される。

アッパーマウントはブッシュ、ピロ、ピロ+スライド調整式の3タイプを用意。

ロアアームとの接続部はブッシュ式が基本。オプションとなるピロ式は、ノーマルピロ、SPピロ、M22ピロの3タイプをラインナップ。

価格:ベースキット¥324,000〜
対応車種:レクサス40LS、10GS、19GS、トヨタ30セルシオ、18および200クラウン・マジェスタ、120/130マークX、日産50/51フーガ、etc ※その他車種は要問い合わせ

ティーディメンド TEL0776-60-2010 http://www.t-demand.jp

(レポート:VIPスタイル編集部)