「高級ブランド」のロゴ見せが流行した内装コーデ【第15回 カスタム回顧録】


タオル載せから生地を使った張り替えまで
ブランドロゴのチラ見せがブームに!!

ヴィ○ンやグッ○といった高級ファッションブランド品を使った、なんともセレブな自動車の内装カスタム。
例えば、ドアの内張りやシートのショルダー部、サンバイザーなどへの張り替えなど、ブランドロゴのチラ見せが流行。10〜20年ほど前、ミニバンやセダンの内装ドレスアップでは、ブランド生地をクルマに取り入れるという斬新さがウケたのです。本物のバッグを使って縫製するツワモノもいましたが、ブームを受けて内装カスタム用のコピー生地まで販売されるという始末。
また、張り替えということで施工工賃も決して安いものではなかったのです。

そんなブランド魅せで、最も手軽だったのがタオル。
なかでも「M●M」のフェイスタオルは、敷くだけという手軽さも手伝って、センターコンソールやアームレスト上でよく目にしたものです。そう、濃いめのベージュカラーに特徴的なブランドロゴ。
とにかく高級感!という意識が高かった当時は、ブランド品を取り入れることがステータスだったんですね。

近年のファッション界でも、ブランドロゴを主張したバッグやウェアは少なくなったような…。自動車カスタムの”ブランド魅せ”も、次第にブームが薄れていってしまったのです。
この影響がクルマのカスタムにも及んだとは思わないけど、バブリーをアピールする時代ではなくなったようですね。

オシマイ

(イラスト:自由絵師本舗・秋田昌宏)