東名パワードとIHIグループが「EJ20エンジン」用新型タービンを共同開発


インプレッサ&WRX・STIにポン付け
レスポンスを重視した”380ps”仕様

『T380B EJ/TSタービンキット』は、IHIグループの「CloverTurbo(クローバーターボ)」社と「東名パワード」が共同開発した新シリーズ。ノーマルエンジンでもポン付けできるように、キットにはガスケットやオイルラインなどを同梱。ツインスクロールタイプでストリート仕様として最適な出力特性を実現する。

『T380B EJ/TSタービンキット』は、2017年1月に千葉県幕張メッセで開催された東京オートサロンの「CloverTurbo」ブースで、東名パワードとの共同開発するタービンとして参考出品されていたユニットがついに商品化したものだ。
IHIといえば、F1から自動車メーカーにタービンを供給する一流パーツメーカー。高いクオリティを受け継ぐグループ会社の「クローバーターボ」と「東名パワード」のチューニング技術がコラボしたわけだから、実力の高さは当然のことながら期待できる。

タービンシャフトの軸受け部分に超高精度ボールベアリングカートリッジを採用。フリクションが低減され、低回転域からの過給レスポンスをアップ。高い耐久性も両立。

エキゾーストハウジングには、排気ガスを2系統で入れ、スクロールも2系統に分岐されたままの状態でタービンブレードに排ガスを当てるツインスクロール形状を採用。ターボラグの少なく、排気干渉を低減させている。

タービンホイールは、9枚羽の外径56.0mm。

コンプレッサーホイールは、6+6枚羽で外径46.5mm。

ノーマルエンジンへのポン付けを基本としマックスパワーは380psと、ピークパワーはけっして高くないが、過給圧の立ち上がりの速さとピックアップ性を重視した仕様に。
まさにストリートからサーキットのスポーツ走行で、走る楽しさを実感できる特性といえるだろう。

低回転域では、純正タービンと同等な過給圧の立ち上がりを実現し、扱いやすい出力特性を実現。
高回転域は、ノーマルタービンのように6500rpmあたりからの急激なパワーがタレないように、アクチュエータのバランスを徹底的に考慮した。

ガスケットやオイルラインなどが同梱されているのでポン付け可能だ。もちろん、別途コンピュータのセッティングは必要となるが、ボルトオン装着できるため工賃や追加パーツといったムダなコストが不要なのは嬉しいところ。

テストでは、フューエル系のチューニングを施した純正タービンのブーストアップ仕様より、全回転域でパワー&トルクを上回っている。

T380B EJ/TSタービンキット
対応車種:スバル・インプレッサWRX STI(GDB/GRB/GVB)、WRX STI(VAB)
価格:¥288,000(税別)

東名パワード TEL:042-795-8411
http://www.tomei-p.co.jp/