【DIY】自分で実現できる水圧転写「ミニカラースキーム」をやってみた


温度管理と空気さえ注意すれば
簡単施工できるDIY専用キット

水面に柄の入ったフィルムを浮かべ、パーツをくぐらせて絵柄を取り入れる「水圧転写」。
この「水圧転写」をDIYで行えるキットが「プロホンポ」から販売する『ミニカラースキーム・NAVIキット』だ。施工に必要なものが一式セットになっていて、本番前に感覚を掴むことができる練習用のカーシェイプも付属。下地塗装用のラッカースプレー、保護とツヤ出し用のクリアスプレーは別途必要だが、これはなかなか楽しそう。
ってことで編集スタッフが、『ミニカラースキーム』を使った水圧転写に挑戦してみた。水圧転写 DIY プロホンポ

【キットの概要をチェック】

まずは、『ミニカラースキーム・NAVIキット』の内容を確認。定着剤やフィルムなどは単品でも別途購入できる。
□キット内容:水槽(A4サイズ)、カラーコンビネーション(定着剤300mℓ)、デザインフィルム(A4サイズ)3種×2枚、カーシェイプ2個、カラー見本帳、説明DVD、説明書水圧転写 DIY プロホンポ

 

転写用フィルムは全9種。下地に何色を塗るかによって、転写後の見え方はまったく異なる。
下写真のフィルムは、左からクラフトカーボン、ブラックウッド、テンダウッド。

転写フィルム5色の色見本と、下地色12色の色味本がキットに付属される。この両者を重ね合わせれば、完成時の色味や雰囲気を確認することが可能となる。

 

【いざ、DIYで水圧転写に挑戦!】

今回は、練習用に付属するカーシェイプを使用。色付け用のスプレー、クリアラッカー、シリコンオフ、ウエス、ガムテープ、ハサミ、水温計、手袋、ドライヤーを用意した。
まずは、施工する面のヨゴレや油脂を取り除き、下地となるカラーのラッカースプレーを吹き付ける。ここでは、「テンダウッド」転写の下地色として、ブラウンを塗装。塗装後はしっかりと乾燥させる。水圧転写 DIY プロホンポ

次に、施工パーツの裏側にガムテープなどで取っ手を付ける。
そして、施工面のサイズに合わせてフィルムをハサミでカット。今回は、A4サイズのフィルムのまま使用した。

付属の水槽に25〜30℃のお湯を入れる。この温度管理が大切で、気温は20℃くらいが一番作業に適しているという。
次にフィルムの端を指先で少しつまみ、粘着がある方を水面に浮かべる。このとき、フィルムと水面の間に空気が入らないように注意し、2分間ほど放置。水圧転写 DIY プロホンポ

定着剤をしっかりと振り、フィルムの上から約30cm離して全体にムラなく均一に吹き付ける。
何度かに分けず、一度にスプレーすることがポイント。すると、フィルムが水に溶けて周囲が伸び広がる。水圧転写 DIY プロホンポ

定着剤をスプレーして5〜10秒以内に転写作業を開始。
ガムテープで作った取っ手を持ち、転写したい面を下にして、水面に対して45度の角度で水中にくぐらせていく。そのまま施工面全体を水中に入れたあと、裏返しにして引き上げる。
この時も空気が入るとその部分は転写されないので、ゆっくりと入水させることがポイントだ。水圧転写 DIY プロホンポ

転写された面で目立ちにくい部分を指先で軽く触れ、模様が定着したのを確認する。その後、弱めのシャワーで表面のヌメリを洗い流し、水分をドライヤーの冷風で乾燥させていく。水圧転写 DIY プロホンポ

最後は、表面保護とツヤ出しのために、クリアを吹き付ける。
転写面全体に均一に吹きつけ、乾燥させれば作業完了だ。水圧転写 DIY プロホンポ

 

「失敗は成功の元!? じつは1回目では…」

はじめに練習させてもらったが、定着剤の量が足りなかったようで、フィルムが堅く、水面にパーツをつけた際に全体にキレイに転写されなかった。
水温と定着剤の量は大切であり、成功したときは定着剤を吹いたときに少し水面でフィルムが溶けて広がるのが確認できた。この見極めこそ、うまくできるコツなのである。水圧転写 DIY プロホンポ

 

サイズ的には、大きなものは不可能とはいえ、作業は楽しく行なえた。
ルームミラーやインテリアの小物パーツなど、自分色に染めてみてはいかが!?水圧転写 DIY プロホンポ

 

ミニカラースキーム・NAVIキット ¥9,720

プロホンポ TEL075-691-5066
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