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謎のオープンミッドシップ2シーターの正体とは【東京オートサロン2017】

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車重700kgの軽量ボディに
200ps超のエンジンを搭載

大きく張り出した前後フェンダーに、レーシングカーのようなコクピット。東京オートサロン2017の会場に展示されていたイギリス生まれのライトウェイトスポーツ『ゼノス』に、「グループM」がオリジナルのエアインテークを製作。ベース車の素性を含めて解説しよう。

ライトウェイトスポーツ『ゼノス』は、インボードスタイルと呼ばれるバネ下の軽量化に貢献するサスペンション、独特な新ハニカム構造によりドライカーボンコンポジットのコクピットなど、市販車とは思えないテクノロジーを満載。

車重はなんと700kgという軽さを誇り、エンジンはフォード製直噴可変バルブタイミング機構付き2リットル直4。『E10』がNAの200psで、『E10S』はターボの250ps。フラッグシップモデルの『E10R』は、2.3リットルターボで350psを発揮する。

ミッドシップにマウントされたエンジンは、100ps/Lを発揮するハイパフォーマンスながら、厳しい排ガス規制をクリア。環境に対する配慮も忘れないスポーツカーなのだ。
このスペックだけでも速さは容易に想像できるだろう。

不要なモノをとことん省き、操作性とドライバーの集中力を高めることに特化したコクピット。
フルバケットシートは軽量かつ高剛性のカーボン製で、ミッションはE10とE10Sが5速MT、E10Rは専用の6速MTを採用する。 そんな究極のライトウェイトスポーツに対し、「グループM」がオリジナルのインテークシステムを開発した。高いラム圧を発生させるべく形状をデザインし、3Dプリンターによりスケールモデルを製作。
ラム圧によって徐々に流速が上がっていくような設計で、空気の吸入経路とエンジンをほぼ完璧に遮断し、熱によるパワーロスを極限まで抑えることに成功したという。

タイヤはエイボンZZS。フロントが195/50-16でリヤが225/45-17、ブレーキはレースでも評価の高いアルコン製だ。

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