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インチアップしたクルマのタイヤバースト事故が多い理由

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エクストラロードタイヤは純正よりかなり空気圧が高め

空気の量が少ない低偏平タイヤで、耐荷重指数を高める内部構造を採用するのが「エクストラロード(XL)」と表記されているタイヤだ。同サイズなら標準タイヤより荷重指数は高くなるが、その一方で空気圧を純正適正値より高めなければならない。
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ロードインデックス「91」のエクストラロードタイヤで、前述の例と同じように負荷能力「515kg」にするには空気圧は2.4barが必要だ(標準タイヤは2.0bar)。もしロードインデックス「87」なら2.7bar(標準タイヤは2.4bar)。それぞれ標準タイヤならより空気圧はかなり高くしなければならない。

※九州タイヤRDサービスホームページより「エクストラロードの空気圧」

※九州タイヤRDサービスホームページより「エクストラロードの空気圧」

しかし、エクストラロードタイヤは、2.9barまで空気を入れられるように規格上で設計されているので、高めでもまったく問題ない。
ちなみに輸入タイヤのヨーロッパ規格(ETRTO規格)は2.5bar、国産タイヤの日本規格(JATMA規格)は2.4barが規格上の上限空気圧だ。

このように、タイヤサイズを変更した際は、純正タイヤの空気圧とロードインデックスから自動車メーカーが設定した「負荷能力」を算出して、その数値を下回らない空気圧に設定すればよいわけだ。

DSC_0258なお、ガソリンスタンドなどのエアゲージは、個体によって表示する数値に多少なりとも誤差はある。
それでは正確な空気圧を維持することはできないので、自分専用のタイヤゲージを用意するといいだろう。しかし、タイヤショップなどの精度の高いエアゲージと誤差があるかもしれない。それでも自分専用なのだから、誤差は一定。その数値差を考慮して空気圧を設定すればよいわけだ。

荷重指数と空気圧の一覧表はコチラ

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