出幅が片側10mm未満ならOK
確実な固定を施すのが基本!
ガツンとワイドに張り出したオーバーフェンダー。ワークスマシンを彷彿とさせるレーシーな佇まいは、ここ数年ブレイク中の人気メニューだ。
そこで気になるのが、車検の問題。ボディがワイドになることは、車検証記載の全幅が変わるため、”構造変更”というのを申請しなければいけない。
では、この申請が必要となる場合はどんなケースなのか。
ボディカスタムにも精通する愛知県刈谷市のプロショップ「スリーピース」に聞いた。
片側の出幅が10mm超では構造変更が必要
まず、構造変更が必要かどうかは、ワイド化した「幅」次第というのが基本。
その出幅の基準が、片側10mm未満だ。一般的には片側10mm未満であれば規格枠からはみ出さないため、構造変更は不要と判断されることが多い。
すなわち、構造変更なしで車検を考えるならば、全幅20mmワイド未満に抑えておくことが賢明だ。ちなみにワークス系フェンダーは、ビス留めやリベット留めが多い。
このビスやリベットをボディに打つ込むことに関しては問題なし。
しっかりとフェンダーが固定されているのか、がポイントだ。