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【カスタム回顧録】フェイススワップ [第7回]

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セルシオの顔をエスティマへ
GT-Rのフェイスをステージアへ
顔面移植で大胆イメチェン!!

トヨタ・セルシオといえば、メルセデス・ベンツやBMWがベンチマークとするほど、高級車に静粛性という新たなる価値観でリードした存在。
そんな名車をインスパイアするカスタムも存在するわけで、近年で言えばレクサスのマフラーディフューザーやスピンドルグリル形状などがソレだ。
さて、このセルシオ。いまでこそ日本でもレクサスLSとなって絶版となったが、世界的な高級車で名を馳せたことは前出のとおり。当時としては大型のヘッドライトやメッキのフロントグリルを持つフェイスは、憧れのシンボルとなった。
このステータスを愛車に移植したいという願望。それが『フェイススワップ(顔面移植)』というカスタムだった。なかでも衝撃だったのが、「セルティマ」である。

20後期(セル)シオのヘッドライトやフロントグリルを、初代エス(ティマ)へ融合。そこから名付けられたのだが、当時はフェイスキットがリリースされるなど、この「セルティマ」はおおいに注目を集めた。
また『フェイススワップ』では、日産R34型スカイラインGT-Rの顔面をC35型ステージアに移植した「スカージア」もブームに。当時、国産最強を誇ったスポーツカーのイメージを、ワゴンボディで薫らせたのだ。

さらに、日産180SXにS13型シルビアのフェイスを移植する「シルエイティ」など、姉妹車での『フェイススワップ』も存在した。
この硬派な印象を持つ”S13″は不動の人気を獲得。その後に登場したS14/S15型シルビアにもスワップされるなど、型落ちの顔面移植という異例の現象も起きたのである。

ホンダ・オデッセイ(RB1)にBMW 3シリーズ(E92)のフェイスを移植

最近では、200系ハイエース(例:1型ベースに4型フェイス)が有名だが、あくまでもプチ整形。今後は、どんな『フェイススワップ』が流行するのだろう。

オシマイ

[イラスト:自由絵師本舗・秋田昌宏]

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