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自動車ローンで少しでもトクする方法はあるのか!?

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「ディーラーローンの審査が甘い」は過去の話
金利の低い銀行系のローンを選んで早く返済!

ローンでクルマを購入するとき、注意したいのが金利。自動車ディーラーで新車を購入するときは実質年率4.9〜8%で、キャンペーン中なら1.9〜2.9%。ところが、中古車ディーラーの金利は、実質年率9.8%など新車系の約2倍。200万円を5年間で返済する場合、金利が5.3%も違うと支払総額は、なんと約30万円も違ってくる。

自動車ローン新車のディーラーローンは、標準金利が実質年率4.9〜8%が多く、販売に力を入れる車種については、決算期などに1.9〜2.9%の低金利も実施する。

ところが、中古車店の金利は概して高い。
自動車メーカー系列の中古車販売店でも、実質年率9.8%などの金利が目立つ。
中古車は新車に比べて価格が安く、販売促進のコストも費やしにくい。
ローンの利用率が低いこともあり、金利を競って下げる状態になっていないわけだ自動車ローン

そこで注目されるのが銀行や信用金庫のマイカーローン。
ディーラーローンと違って新車と中古車の区別がなく、金利は低めになる。
安い金利の自動車ローンは、価格比較サイトなどで見付けることができる。

ただしディーラーローンが固定金利なのに対して、マイカーローンには変動金利が多い。
2017年5月の時点では実質年率2〜4%が主流だが、景気の変動次第で金利が高まる可能性もある。
金利の見直しは、各金融機関とも1年間に2回程度行う。自動車ローン

銀行系ローンは所有権留保ナシ

ディーラーローンは所有権が販売会社に留保され、車両を担保に取るが、マイカーローンは基本的に車両を担保にしない。
単純にお金を貸すだけだ。しかも金融機関は保証人を求めず、保証会社に審査を任せることが多い。
そのために審査では、収入と過去の返済状況が特に重視され、クレジットカードなどの滞納の経験があると通りにくい。
もっともディーラーローンも今は審査が厳しく、連帯保証人を求められるケースが増えた。
「ディーラーローンは審査が甘い」というのは、過去の話になっている。

ローンを組む時は繰り上げ返済も確認したい。
お金に余裕がある時になるべく繰り上げ返済をして元金を減らすことで、金利を節約できるからだ。
いつの時点から繰り上げ返済が可能かを確かめる。ただし、金融機関によっては、返済方法変更という手続きが必要となり、事務手数料が掛かることもあるので、そのあたりまでチェックしておくべきだろう。自動車ローン

あまりにも当たり前のことだが、とにかく金利の安いローンを選ぶことがポイント。
変動金利ローンで金利が上がることを恐れて高い金利のローンを選ぶのは間違い。
毎月の返済額を高い金利のローンの同じくらいにすれば、金利差が大きければ低金利ローンでは返済回数を減らすことができる。もし、金利が変動して高くなったとしても安い金利ならローン元金を早く少なくできる。ローンはいかに元金を早く減らすことが重要なのである。

(レポート:渡辺陽一郎)

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