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【DIY連載】LEDバルブのすべて「バルブで変わる光り方のちがい」

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進化したLEDともいえる
“SMD”タイプも豊富に!!

近年、増加しつつあるのが「SMD」タイプ。
LEDといえば、ツブ状に光る小さな電球をイメージするが、フラット形状としたチップ型のLED発光素子である。コンパクトながらも照射角や明るさは向上。このSMDを使ったバルブもさまざまなタイプが存在する。

 

SMD(その1)

砲弾やフラックスと違い、レンズを通さないため光が鋭い。
ひとつのLEDの中に発光点を3つ内蔵するため明るく見えるが、単体ではそれほど明るくない。そのため、数多く配置されていることが多く、バルブ自体のサイズも大きい。

[メリット]  多数のLEDチップにより、鋭い発光を放つ
[デメリット] バルブサイズが大きく、価格も若干高め

T20s HYPER SMD30連ウェッジ(アンバー)
T20s HYPER SMD30連ウェッジ(レッド)
T20s HYPER SMD30連ウェッジ(ホワイト)

 

 

SMD(その2)

先ほどのSMDよりもより高輝度なチップを使用。トップ部をプロジェクター式としたため、正面方向への照射力が強い。
青LEDの上に黄やオレンジの蛍光材を使用して色を表現するため、消灯時にその蛍光材の色が目立つ。

[メリット] 正面方向への発光が強い。ブレーキランプにオススメ
[デメリット] 外から見た時の存在感が強く、ステルス性が弱い

T20s LEDターンシグナルバルブ NEO15(アンバー)

 

 

SMD(その3)

使用するLEDは上記SMD(その2)と同じだが、天面に配置しないためLEDが目立ちにくい。
また、純正のフィラメント位置に合わせてLEDを配置するので、リフレクターへ効率的に反射させて照射することができる。そのため、昼間でも視認性が高い。

[メリット]  昼間でも明るく見える。リヤフォグ、バックランプに
[デメリット] 見る角度によってはLED素子が目立つ場合も

T20s 極-KIWAMI-ウェッジシングル(アンバー)
T20s 極-KIWAMI-ウェッジシングル(レッド)
T20s 極-KIWAMI-ウェッジシングル(ホワイト)

 

 

SMD(その4)

「フィリップス・ルミレッツ」というブランド素子でLED出力を高めたタイプ。
素子が少なくても明るく、素子の数が少ないぶんトラブルのリスクも少ない。純正球に合わせた正確な配光が可能だが、価格は高めだ。

[メリット]  高輝度。バックランプやウインカーで威力を発揮
[デメリット] ブランド素子を使用するため価格が高い

T20s LEDモンスター270mlウェッジシングル(アンバー)
T20s LEDモンスター400mlウェッジシングル(ホワイト)

 

 

COB

面発光タイプとなる”COB”を搭載したバルブ。
素子の色目が目立ちにくいため、ステルス性が高く、LED特有のツブ感がない。トップ部はプロジェクター式となるため正面方向へ強く照射できるが、バルブサイズが少し大きくなりがち。

[メリット]  ブレーキやウインカーでツブ感のない美しい点灯感
[デメリット] バルブ本体が少し大きい

T20s COBウェッジシングル(アンバー)
T20s COBウェッジシングル(レッド)
T20s COBウェッジシングル(ホワイト)

 

いかがでしたでしょうか。
使用するパートによって、最適なバルブの仕様が見えてくるはず。

次回は「LEDバルブのアレコレ」と題し、ハイフラやEV車対応といったLEDバルブの疑問について紹介します。
お楽しみに!

取材協力:LEDバルブのことならピカキュウ TEL072-260-4745
http://www.pika-q.com/

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