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まるでアニメ!ラゲッジからロボットアームが伸びて車いすを搭載

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車いすの搭載方法が多様化
単独でのクルマ移動が楽になる

7月20日・21日の2日間、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜で「ヨコハマ・ヒューマン&テクノランド2018」が開催された。
「福祉のことがわかる総合イベント」と名付けられた展示会において、「東洋モータース(神奈川県横浜市都筑区)」のブースでは、「ヤナセオートシステムズ」が日本導入を予定する『TMN R11 ロボット』を装着したメルセデス・ベンツ(Cクラス・ステーションワゴン)を展示した。福祉車両

ヤナセのグループ会社である「ヤナセオートシステムズ」が日本導入を予定しているイスラエルの「TMN」社の『R11ロボット』は、アームが運転席脇まで伸びてきて、リアゲート内部まで車いすを自動で収納してくれるというもの。
一人ででクルマ移動する方もリアゲートに車いすを収納できるシステム。展示されたデモカーは、メーカー純正のオートゲート機能が備えられているが、設定なしの車両でも装着を可能としている。すでにイスラエル本国やドイツでは販売・装着実績も豊富で、今回日本導入への動きを始めたわけだ。福祉車両

従来の車いすの収納については、そのまま助手席に持ち込んだり、Bピラーにクレーンを取り付けてリアシートに収納、もしくはルーフキャリアに収納という方法もある。
だが、『R11ロボット』の登場によって乗車後の車いすの収納の選択肢をさらに広げることができそう。すでに導入することは決定しており、実際にTMN側からの技術研修も終えている、ということ。残念ながら販売価格は決定していない。福祉車両

他にもこのブースでは、「オフィス清水」(東京都荒川区)で取り扱っている「フィオレラ」社(イタリア)昇降式車いす格納リフトを装着したメルセデスベンツVクラス。そして「フィエル」社(スウェーデン)の脱着式スロープBGR25-3を装着したトヨタ・ヴェルファイアを展開していた。

「フィオレラ」のリフトは、リアゲート用の車いすの昇降リフトなのだが、その特徴は片持ち式であること。車いすを車両に上げた後の車いすの固定などの際に、アームを軸にフラップを回転することもでき、乗車後のケアもリアゲート側から可能となるスグレモノだ。福祉車両

このような技術は、車いすを使用する人、ケアする人にとって行動範囲と負荷を軽減することは間違いないだろう。

 

(レポート&撮影:青山義明)

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