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車中泊時の「寝袋」選びは安眠と動きやすさが重要

投稿日:

TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵

寝袋選びの基本は、寝袋ごとに設定される「快適睡眠温度」が使用時の気温にあっていること。
夏は20℃程度、秋冬では5℃以下が目安で、寒がりを自認するならば5℃くらい低い気温に対応するものを選ぶか、ブランケットや寝袋カバーを併用するのが基本。
この基本を抑えた上で、車中泊に最適な寝袋選びのポイントと車中泊グッズを紹介しよう。

 

寝袋から出なくて足が出るから移動できる

車中泊では、ドアを開くとあっという間に車内に冷気が入ってくる。また、荷物を取り出すために一度車外に出ないといけないこともある。

写真提供:カワセ http://kawase-net.jp/

そのような”ちょっと外に出る”とき、寝袋の足下が開いて、寝袋に入ったままでも短い距離なら歩けるタイプは便利。
ただし、足下が地面に触れて汚れやすいので、ダウン素材よりも洗濯しやすい化繊綿+足下だけでもタフな生地を用いている寝袋であるとメンテナンスはラクだ。

 

狭い車内で出入りしやすいセンタージップ

車内の広いキャンピングカーはゆったり過ごせるが、ミニバンやワゴンの中での仮眠は思った以上に動きが限られる。
とくに、マミー型(上の写真のようにミノムシのような形状)は封筒型より幅が狭く、荷物満載の狭い車内で寝袋に潜り込むのは結構タイヘン。
限られた空間でマミー型寝袋に潜り込むなら、ファスナーがサイドにあるサイドジップよりも、身体の前に位置するセンタージップのほうがいくぶん中に入り込みやすい。

封筒型の寝袋は大きく開き、全開できるものも珍しくない。大きく開いておけば簡単に中に入れるので車内泊で苦にならないだろう。

 

ミニバンでの車内泊ならダブルサイズも

ミニバンのように車内が広く、シートをフルフラットにするような場合なら、ダブルサイズの封筒型寝袋もオススメ。マミー型に比べ保温性は低いが、手足をのばして眠ることができる。
封筒型寝袋を2枚接続しても同じように使ってもいい。

 

一年中重宝する
ダウン&フリース製ブランケット

寝袋の保温性を高めるのに重宝するのが、ブランケット。足下にかければ足先の冷えを予防できるし、寝袋の中にいれて肩や首周りからの冷気侵入を遮断できる。
中でもダウン製やフリース製のブランケットなら軽く、腰に巻いてスカートのようにしてももたつかないし、夏なら寝袋なしでブランケットだけをかぶって寝てもヨシ。1年中使えるので車内に常備しておきたいアイテムのひとつといえよう。

 

シートのデコボコを吸収して温かいマット

キャンピングカーのベッドでない限り、どんなにフルフラットにできるシートでも多少のデコボコや隙間が生じてしまう。また、思った以上に車内は寒い。そのため保温性が高いマットと、窓からの冷気を遮断するカーテンは必携だ。

銀マットのような薄いマットはデコボコを吸収しきれないので、厚みのあるエアマットと併用したほうがいい。できれば隙間をなくしたいので、ダブルサイズのエアベッドだと安心して眠れる。ただし空気を入れるのが大変なので、ACまたはDC利用できる電動ポンプなどとともに持っていきたい。
車中泊に最適なマットについてはコチラをクリック。

カーテンは、専用のものがなければエアパッキン(エアキャップとかプチプチと呼ばれる梱包用資材)を窓に貼るだけでもOKだ。

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