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恐怖すら感じるリアルな挙動! 最新のVRドライビングシミュレーターに迫る

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • T3R simulator、ドライビングシミュレーター

VR技術の投入でレースの緊張感まで味わえる究極のドライビングシミュレーター

1月11日(金)~1月13日(日)に開催された東京オートサロン2019で、大勢のギャラリーが押し寄せたのがVRゴーグルを使った『T3Rシミュレーター』。最先端の機械にプロドライバーの経験をプラスし、実際のクルマとほぼ変わらない挙動を味わえる、リアルすぎるシミュレーターに迫ってみた。T3R simulator、ドライビングシミュレーター

VR技術を利用しリアルさを追求。そう謳うドライビングシミュレーターは決して少なくない。すでに数多くの製品があるなかで、この『T3Rシミュレーター』が注目される理由とは。
マーケティングマネージャーの桑原さんによると、実車の挙動を再現するには機械の優秀さも必要だが、それ以上に欠かせないのはドライバーの経験だという。T3Rが開発した『3Dフローティングフルモーションテクノロジー』に加え、NASCARの現役ドライバーに協力を依頼。ハードとソフトの相乗効果により他に例をみないリアルさを実現し、2018年だけでも販売数は150台に達したというから驚きだ。T3R simulator、ドライビングシミュレーター

製品としてのカテゴリーはふたつに分けられる。ひとつは自動車開発を目的としたモデル、もうひとつはディーラー向けの安全運転を目的とした特別仕様。登場する車両は自動車メーカーから提供されたデータを元に作成し、さらに路面コンディションや天候、タイヤの磨耗などまで忠実に挙動へフィードバックさせるという。

シミュレーターで使えるコースは目的によって異なるが50以上。気になる価格は320~498万円となっているが、1日や1カ月単位でのレンタルも可能とのこと。なお。東京オートサロンのブースでは対戦型のレースだけじゃなく、安全運転特別仕様も楽しめることができた。シートに2軸、筐体に2軸取り付けられたアクチュエーターによって3次元の動きが見事に再現されている。T3R simulator、ドライビングシミュレーター

自動ブレーキやアダプティブ・クルーズ・コントロールなど、実際に体験するには大きなリスクを伴う安全機能の数々を、実車と変わらないリアルさで経験できるのはかなり貴重なこと。もし、どこかで体験できる機会があればこのチャンスを見逃さないで欲しい。

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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