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ヨコハマタイヤ「G.T SPECIAL」が復刻! 炎の模様が刻まれたタイヤトレッドパターンも展示

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TEXT: 今泉 史(IMAIZUMI Aya)  PHOTO: 今泉 史

サイドウォールに刻まれたロゴも当時のまま

 株式会社横浜ゴムは、2019年1月11日から13日まで幕張メッセにて開催された「東京オートサロン2019」で、タイヤとホイールの2ブースを展開。タイヤブースでは、クルマが趣味のユーザーをターゲットにした「ホビータイヤ」とモータースポーツで培ったノウハウを市販タイヤ注ぎ込まれている「ハイレベルなモータースポーツ活動」の訴求も行っていた。

 ホビータイヤは、スポーツ、オフロード、ドレスアップ、クラシックの4つのテーマに分けて、それぞれのイメージに合う車両に装着して紹介している。

 注目は、トヨタCH-Rに装着しているドレスアップタイヤ「AVID Envigor」と、ポルシェ356に装着している「G.T SPECIAL CLASSIC Y350」で、今年発売予定の新商品である。

 G.T SPECIAL CLASSIC Y350は、クラシックカーを所有するオーナーをターゲットとした商品で、素材や構成は最新の技術を注ぎ込んでいるが、クラシックカーのレトロな外見に相応しくなるよう、当時のタイヤと同じ溝やデザインにしているそうだ。

 タイヤのサイドに刻まれているロゴも当時そのままの字体で、ロゴ以外のデザイン性の高い模様はあえて入れていないそう。

 また、ADVAN最強のストリートスポーツタイヤ「ADVAN NEOVA」の将来コンセプトモデルが展示されており、「NEO VURNING」と題されたこのタイヤは、横浜ゴムが現在新商品開発への情熱を燃やしている意志を表現しているそうで、タイヤ表面には炎の模様が刻まれている。

 モータースポーツ活動では、横浜ゴムがワンメイクサプライヤーを務めるアジア最高峰のフォーミュラーレース「全日本スーパーフォーミュラー選手権シリーズ」に2019年から導入する新型車両SF19と、2019年に「ニュルブルクリンク24時間耐久レース」をともに戦う「KONDO Racing Team」のマシンを展示。

 このほか、今年2月に発売する、エコな性能はそのままに走りの性能をアップさせたグランドツーリングタイヤ「BluEarth-GT AE51」を展示している。

 ホイールブースでは、「ADVAN Racing」ブランドを中心に、初公開の新商品を公開。

 鍛造モデルでは、2018年10月にアメリカで開催された「SEMAショー」で発表した「ADVAN Racing R6」や、鋳造モデルの最上級モデルである「ADVAN Racing RSII」の新モデル「ADVAN Racing RSIII」をトヨタ86に装着し、出品している。

 

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