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古き良きラリーカー「ランチアデルタS4」が1/24スケールとなって発売へ

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TEXT: Auto Messe Web編集部

ファン垂涎のモンテカルロ仕様をリアルに再現

 青島文化教材社から1/24スケールの『ランチアデルタS4』のプラモデルが、2019年4月より発売される。じつは2018年12月に新規金型ですでに発売された商品だが、即完売となり今回緊急再生産となった。価格は4800円(税抜き)。

 ランチア デルタS4とは、イタリアの自動車メーカーのランチアが、一般車をベースに大幅な改造が許されたグループBの時代の世界ラリー選手権で、チャンピオンタイトル獲得に向けシリーズ戦に投入したマシンだ。

 86年シーズンへ投入したのが、モンテカルロ仕様のS4。エンジン出力は450馬力を超えて600馬力に達しようという時代、ライバル車がパワーを活かして突き進むトラクションを得るためにアウディとプジョーは4WD駆動を採用した。ランチアもそれまでの後輪駆動であったランチア・ラリー037から小型の5ドアセダンのランチア・デルタをベースに4WDのデルタS4を作り上げていく。

 FRP製のボディで囲われた室内空間は市販車モデルとはまったく異なるもので、黒いスペースフレームはクローム・モリブデン鋼管を使用。 エンジンは軽量化のためオールアルミ製の4気筒1759cc、これにスーパーチャージャーとターボチャージャーを加え、トルク配分を広域に仕立て上げた。

 さて、話は戻ってプラモデルの後方にもスーパーチャージャーとターボチャージャー用のインタークーラーをセット。ミッドシップエンジンで空いたフロントには予備タイヤも確認できる。

 巨大なエンジンパワーの出力を無駄にせずタイヤから路面に伝えるためのダウンホース。その空力を作ることに役立っているフロントノーズとリヤのウイングもまた、外観にいいアクセントを与えている。

 また、フロントフェンダーの後方上部にあるドライバー名は、ヘンリ・トイボネン。第5戦のコルシカ島で行われたツール・ド・コルスでは不運にもコースアウトクラッシュで帰らぬ人になってしまった伝説の若手スターだ。

 なお、サイズは全長174mm。ディテールアップパーツ(価格2800円)も予定している。

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