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アウトドアでも安心してスマホを使いたい! 対策アイテムと選び方

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵

水没やダメージといった敵から守る

 スマートフォン(以下スマホ)が使えなくなると生活に支障をきたすという人は多い。ところがキャンプをはじめ、マリンスポーツ、スノーアクティビティといったアウトドアでは、雨、雪、水にさらされる危険が高く、転倒によってスマホを落とす可能性も考えられる。そんなスマホをダメージから守るためのアイテムを紹介しましょう。

幅広いアクティビティにオススメな防水ケース

 防水のスマホが増えているが水没にも耐えうるのは筆者が知る限り1機種のみ。それでも海水にまで耐えられるとは限らない。なにより、スマホのもつ防水機能を維持するには2年に1度の部品交換が推奨されており、使い方によっては購入後2年以内でも内部に水が浸入する場合がある。

 そのためアウトドアでは防水ケースにいれておくのが安心。写真のように、手持ちスマホよりひとまわり大きな防水ケースなら薄型モバイルバッテリーごと水から守ってくれる。なお、防水ケースもパッキンやシール部分の劣化、破れなどにより防水性が損なわれてしまうので、防水性は永遠に保障されるものではないと心得ておこう。

 

耐衝撃ケース+保護フィルムでダメージ軽減

 スマホを落とさない、ぶつけなければいいのだが、アウトドアではそうもいかない。柔らかな土や草地であっても硬い石が点在しているし、通路にアスファルトやコンクリートを敷いたキャンプ場は多く、落とした際のダメージはなかなかのものだ。また、一度落とすと画面には目には見えないヒビが入ってしまい、2回目以降に落とした際に大きな割れへとつながる。

 そこで側面と裏面をしっかりカバーする耐衝撃ケースと、ディスプレイを守る保護フィルムという組み合わせ。これによって割れや欠けの不安は大きく軽減できる。

 ふた付きの手帳型ケースも破損防止に効果はあるが、防水ケースとの組み合わせはオススメできない。手帳を開いた状態でいれなくては操作不可能であり、ふた部分がレンズを隠してしまうので、カメラとしても使いたい場合も不便だ。

 

マリンスポーツにイチ推しの浮きストラップ

 川や湖、海といったマリンスポーツでスマホが沈んでしまうと引き上げるのが大変。水辺で遊ぶなら、フローティングストラップを用意しておきたい。

 ネックストラップを付けて常時身に付けるという方法も効果的だが、ウェイクボードといった激しいアクティビティでは不安。そこでオススメなのがフローティングストラップというもの。大きめの防水ケースと組み合わせればクルマの鍵やモバイルバッテリーをいっしょに入れることが可能。事前に、手持ちのスマホがきちんと浮くか、ストラップがはずれないかを確認してからフィールドに持ち出すようにしよう。

 

 結局、アウトドアでスマホを守るには“ケースにいれる”のが一般的な対策と言える。ケースの性能をうたう言葉に「MIL規格対応」があり、これは米国国防省の物資調達基準(MIL規格)に対応しているという意味。

 また、スマホのケースでは「MIL-STD-810G」に準拠した試験項目をクリアしたものに「MIL規格対応」の表記がされている。各メーカーが独自に行なうテストとは異なり試験の詳細が公開されていること、しかも軍での使用に耐えうる基準を満たしていることから、アウトドア好きにとってMIL規格に対応した製品は大きな安心を与えてくれる。

 ただし、MIL-STD-810Gの試験には降雨や振動、高湿度など多岐にわたる試験があるとはいえ、すべての試験を行なう必要はなく、また、どの試験にクリアしたかを記載する必要もない。そのため「MIL-STD-810Gに●項目をクリア」といった記載をチェックするのもポイント。耐衝撃性や防水性を徹底したいなら「耐衝撃性=MIL-STD-810G対応」といった具合にMIL規格のどの試験をクリアしたのか、あるいは自社での衝撃テスト・防水テストの条件を明記しているケースを選びたい。

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