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車中泊に潜む意外な危険! 絶対にやってはいけない行為と対策5つ

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TEXT: さいば☆しん  PHOTO: Auto Messe Web編集部

この記事をまとめると

■人気が高まっている車中泊だが注意点もある
■車内の温度には注意
■防犯対策もしっかりと

車中泊のプロが教える安全安心の対策

 2009年から2011年にかけて休日の高速道路がETC利用時に一律1000円だった頃、割引対象の日時まで車内で睡眠し、リーズナブルにくるま旅をされた方もいるのではないでしょうか。この結果、SA・PAや道の駅での車中泊が流行。キャンピングカーだけに止まらず、普通車にマットを持ち込んでのくるま旅が劇的に増えたのでした。

 しかし何事にも光と影がある様に、新しい旅が生まれた一方で、バッドマナーなどの問題も増えたのも事実。そんな車中泊における守るべきマナーやモラルについては紹介しましたが、今回はワタクシ”さいば☆しん”が車中泊で気をつけておかなければいけないことをお話させて頂きます。

 

クルマでもあり得るエコノミークラス症候群

 キャンピングカーの様にベッドでゆったり身体を伸ばしての就寝ならば問題ありませんが、シートをリクライニングしただけの車内では足が曲がった状態で就寝する事があります。じつは、車内で長時間も同じ姿勢を続けるとエコノミークラス症候群になる可能性もあり、被災地の車中泊で多発したことも事実。タクシードライバーが勤務中に発病し、死亡したというケースもあるんです。

 私も一度、学生さん4人が普通車の中で寝ていたのを見た事がありますが、「若いっていいな」と思いつつ、「大丈夫かいな若者たちよ」と心配した事があります。頭から足まではなるべくフラットに、無理のない体勢で車中泊できる環境を作りましょう。

 

真冬の車内は時間の経過とともに危険

 真冬に寝ていると外気温が下がってきて、夜中に寒くて目が醒めてしまう事があります。普通車は、キャンピングカーとは違って、壁に断熱材がたっぷりと入っている訳ではなく、FFヒーター(エンジン停止中でも使用できるヒーター)も装備なし。ガラス窓も一重で、マルチシェードなどがなければ、びっしりと結露するくらいに車内は冷えてしまいます。

「眠るんじゃない!パンパンパンッ!」と映画の一場面の様な状況にならないような装備(マット、寝袋、湯たんぽ等)が必要。予想外に冷える車内への対策も行なってください。

 

火災や一酸化炭素中毒にも要注意

 寒い冬場の車内。エコに反しているとはいえ、エンジンをかけてヒーターをつけることもあるでしょう。その際に、気を付けたいことは雪が降っている場合。ニュースで見かけたことがあると思いますが、積雪によって排気管が塞がれたことで車内に侵入した排ガスが原因で、一酸化炭素中毒になる恐れがあります。

 また、車中泊を可能としている「RVパーク」の電源を利用し、電気ヒーターを使っている方は要注意。ただでさえ狭い車中で、毛布などがヒーターの上に被さってしまう可能性もあります。ご自身が思っているよりも、寝相は良くないので、大火傷する恐れもありますよ。

 

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