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犬との長期間の滞在や移動を想定!ホンダアクセスがN-VAN災害救助犬仕様を提案

投稿日:

TEXT: 牛島義之  PHOTO: 牛島義之

愛犬とのキャンプや車中泊に参考になる装備

 2019年3月28~31日の4日間、東京ビッグサイトで日本最大級のペットイベント「インターペット~人とペットの豊かな暮らしフェア~」が開催。国内外から約480社が出展し、ペットと一緒に快適な時間を過ごすための提案がされました。

 そんなイベントにはクルマ関連メーカーの出展もあり、愛犬とのカーライフをサポートする、さまざまなアイデアやグッズを展示。なかでも、ホンダ純正アクセサリー「Honda Dog」シリーズを展開する「ホンダアクセス」のブースでは、興味深いコンセプトカーが展示されていました。

 展示されていた車両は、働くクルマとしてだけでなく、趣味のクルマとしても使いやすいと評判の軽バン「N-VAN」。しかし、内外装は大きくカスタマイズされており、いろいろなアイテムが装着されています。

 実はコレ、「災害救助犬ボランティア仕様」をテーマに製作。災害救助犬を連れたボランティアの意見が取り入れられた車両となり、市販の純正アクセサリーを中心に、参考出品の専用装備も満載だったのです。

 リアゲートから車内をのぞくと、テールゲートにはメッシュスクリーンを装備。これは参考出品のもので、通気性を確保しながら虫などの浸入を防いでくれます。しかも装着したままのゲートの開閉が可能なので、とても便利ですね。

 次に目に飛び込んできたのは、フルフラットフロアの上にセットされた「マルチボード・ラゲッジ用」で、その上には2個の大きなケージが収められています。タイダウン用のフックも装備されているので、走行中に動いてしまうこともありません。また、下段には引き出し式のボックスが装備されているので、作業に必要な小物をまとめておくことができますね。

 そして、リアゲートを閉じると鎮座するのはリアラダー。そこには大きめの収納ボックスが備わり、ワンちゃんのエチケット袋などを収納することができるようになってました。また、リアバンパーの左側には「外部電源入力キット」が装備され、ケーブルをつないで外部からAC100Vを引き込めば、車内で電化製品を使うことができます。

 さらに左サイドへ回ると、ピラーレスの大開口部から内部を見ることができます。こちら側が荷物を積み込むためのラゲッジスペース。「マルチボード リア用」をセットしているので、荷物を上段と下段に分けて収納できます。

 フロントシート上部には「ルーフコンソール」も備えているので、小物の整理もきちんとできますね。

 さて、外側、ルーフ部分に目を向けていきましょう。セットされているのは、参考出品のルーフキャリア。災害救助犬を一緒に乗せるとなると、さすがのN-VANでも多くの荷物を積むことが難しくなります。このルーフキャリアで、積載能力をグンッとアップさせたワケですね。

 そのキャリアを支えるルーフ全面は断熱塗装済みと、日差しを浴びて車内温度が上昇することを抑制。両側のリアクォーターに取り付けられた換気ファンユニット(こちらも参考出品)と併せて使用することで、救助犬が快適に過ごせる空間を作り出したのです。

 災害救助犬ボランティアの日ごろの訓練や、災害時の移動や滞在を考えて作られたコンセプトカーでしたが、これだけの装備が施されていれば、愛犬とのキャンプや車中泊にも使えそうです。参考出品のアイテムが商品化されるのも待ち遠しいですね。

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