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トヨタ新型スープラ公道テストをSCOOP! いまだに偽装を施す理由はなぜ?

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部

BMW M4エンジン搭載の高性能仕様に期待

 写真は、4月某日に中央高速道路の高井戸付近でトヨタ新型スープラ(正式にはGRスープラ)の公道テスト車両を撮影したもの。しかし、すでに1月のデトロイトモーターショーで世界初披露され、日本仕様のプロトタイプを2月の大阪オートメッセで展示。3月に行なわれたドイツVLN(ニュルブルクリンク耐久選手権)のテストデーにも、姿を披露しているにもかかわらず、捕獲した公道テスト車両は未だにモザイク模様の偽装が施されていた。

 確かに、日本での正式発表がGW開けてからと考えると未発表のクルマであることには間違いない。しかし、以前本サイトがスクープしたホンダ次期N-WGNらしき軽自動車のように、世の中にまったく公開されていないモデルなら偽装しているのも納得できる。新型GRスープラは、前述したように「今さら偽装する?」と思ってしまうタイミングだ。

 フロントまわりの写真は左ハンドルのようだが、ミラー越しに撮影したためじつは右ハンドルの日本仕様であることは間違いない。また、19インチくらいのタイヤを装着していることからも、3リッター直6エンジンを搭載する最上級グレード”RZ”だろう。ホイールがダブルタイプの5本スポークなので間違いないだろうが、その色味がちょっと気になる。それは、まるでシルバー一色のように見えるからだ。

 というのは、これまでのモーターショーなどで公開されたGRスープラに装着されているホイールは、デザインこそ似ているがシルバーとブラックの2トーン。 正確にはブラックをベースに10本スポークのうち5本がシルバーになっている。光りの加減では細身の5本スポークタイプにも見える。

 さらにボディを偽装しているからこそ、さまざまな期待を膨らませてしまうのも事実。新型GRスープラは、3リッター直6ターボのRZ、2リッター直4ターボはSZ-RとSZと2タイプと計3グレードを設定する。しかし、2016年にトヨタ86で限定発売されたGRMNのようなスパルタンなモデルが、GRスープラにも登場すると予想するのはあながち間違いではないだろう。

 新型GRスープラは、BMW・Z4のプラットフォームとパワーユニットを共有している。つまり、Z4にハイパワーバージョンが追加されれば、それがGRスープラの高性能仕様になる可能性は十分にあるわけだ。

 それを裏付けるのが、初代Z4にはBMWの高性能スポーツクーペM3と同じ3.2リッター直6エンジンを搭載した”Z4M”の存在。2代目Z4の時代は、M3のエンジンが4リッターV8と大きかったこともあるのか、Z4Mは設定されなかったが、現行M4(現在はセダンがM3、クーペはM4)などに搭載されるエンジンは、450馬力の3リッター直6ターボ。3リッター直6エンジンを採用するZ4に搭載することは十分に可能だ。

 つまり、新型GRスープラの高性能仕様は、決して夢物語ではないだろう。とはいえ、まずは新型GRスープラの正式発表が待ち遠しい。

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