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販売価格はピンキリ! 電動シニアカー選びでチェックすべきポイント

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TEXT: 諸星陽一  PHOTO: Auto Messe Web編集部

アフターサービスも考慮して選びたい

 シニアカーやセニアカー(セニアカーはスズキの商標だが、一般名称として使われることも多い)は、電動車いすの一種という位置づけになっています。電動車いすといえば、いわゆる車いす型の本体にモーターが取り付けられ、ジョイスティックを用いて操作するものが多いのですが、シニアカーの場合はバーハンドル付きの4輪、もしくは3輪のモデルが主流。価格は10万円台から80万円までと、幅広く用意されています。このように数あるシニアカーから最適なものを選ぶポイントを紹介しましょう。

 価格が安い場合は大半が海外製。シニアカーを選ぶ際、まず最初に注意すべき点は利用者の体重に耐えるものか否かということ。シニアカーによっては、体重が重すぎる場合は対応していないものが多く、一般的には車いす型のほうが耐荷重は大きくなっています。

 また、取扱店が近所にあるか? 出張整備をしてくれるか? なども大切な要素。家族と同居していれば、故障の際には家族が対応してくれるなら問題ありませんが、いざというトラブルを考慮した場合は取扱店が近くにあったほうが便利でしょう。最近はネット通販も行われていますが、高齢者が使う場合はアフターサービス面を重要視した方がいいでしょうね。

 さらに、使用環境も考慮する必要があります。山間部や坂の多い地域で使う時は登坂能力が必要ですし、周辺道路の路面が悪い場合はタイヤのサイズが大きいことも大切です。

 道路が整備された埋め立て地で、バリアフリーなマンション住まいならば、タイヤサイズが小さくても問題なし。しかし、路面が悪かったり、段差が多い場合などは、タイヤの径が小さいと乗り越えられなかったりすることもあります。とくに怖いのがタイヤが引っかかって転倒してしまうことで、スズキのセニアカーのように転倒防止用の補助輪が装備されていることもあります。

 セニアカーはバッテリーを充電して走行しますが、そのバッテリーも鉛電池タイプやリチウムイオン電池などの種類があります。鉛電池に比べてリチウムイオン電池のほうが性能が高いのですが、ぶつけたり落としたりした際にショックが加わると不具合が起きやすいといったこともあります。また、国産モデルは、基本的に本体からの電源ケーブルを家庭用コンセントに挿して充電するので、電源が確保できる環境か否かを確認する必要があります。

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