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日本未販売の国産車がオモシロイ!大盛り上がりするアジアのモーターショー

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TEXT: 工藤貴宏  PHOTO: 工藤貴宏

東京モーターショーの倍の来場者を記録!

 今年は、2年に1度の東京モーターショーが開催されます。モーターショーは東京だけでなく世界各地で行われていますが、実は来場者が多くて盛り上がっているのは「世界3大モーターショー」とか「世界5大モーターショー」ともてはやされている催しではなく、むしろ東南アジアなどで開催されるショー。それらの地域ではまだクルマが憧れの存在であると同時に、「これからはじめてクルマ買う」という人が多いこともあって、クルマへの注目度が先進国以上に高いからです。

 3月の終わりから4月のはじめにタイ王国で開催された「バンコクモーターショー」もそのひとつ。2週間ほどの開催期間中に会場を訪れた人は、約160万人。前回(2017年)の東京モーターショーの来場者が77万人なので、つまりその2倍以上に人が訪れるのだから驚きですね。

 そんなバンコクモーターショーの会場で、日本人として興味深いのが「日本で売っていない日本車」。まずはタイで人気の高い三菱から紹介しましょう。

三菱はフレーム構造を採用するタフなSUVを披露

 かつて「タイからの輸入車」として日本でも限定販売されたピックアップトラックの「トライトン」。エクリプスクロスなどで採用されてきた最新の三菱のフロントマスクがよく似合っています。現地では、大注目のモデルであることは間違いありません。

 そんなトライトンをベースに作られたラダーフレーム構造のSUVが「パジェロスポーツ」。アウトランダーに近いサイズですが、より悪路走行に強いボディ設計を採用しています。

 3列シート7人乗りの三菱「エクスパンダー」は、いわば「クロスオーバーSUVミニバン」。メインマーケットであるインドネシアでは、カッコいいデザインとライバルよりも優れた居住性で人気沸騰中です。

日本年内導入予定のホンダ・アコードを先行発売

 ホンダ・ブースでは、新型「アコード」が日本よりも先に発表されました。「インサイトのお兄さん」といった雰囲気の流麗なデザインで、タイ仕様は2リッターエンジンを組み合わせたハイハイブリッドと、1.5リッターターボエンジンを積むガソリン車を設定。日本は年内に導入、という噂です。

トヨタ新型ハイエースはタイでも大注目

 トヨタブースでは見慣れないSUVを発見。「フォーチュナー」は、ピックアップトラック「ハイラックス」をベースにしたSUV。いわば「ハイラックスサーフ」の現代版といえるかも。グリルの意匠だけスピンドルグリルにすれば「レクサス」としても違和感がないほど洗練されたデザインですね。

 そんなトヨタブースの大きな話題が、海外向け「ハイエース」シリーズの実車が展示されたこと。展示車両は「コミューター」と呼ばれるミニバス仕様でロングボディでしたが、6mを超える巨体はとにかく大きい! バンコクモーターショーの会場でも大注目を浴びていました。

 ちなみに、タイの道路は左側通行なので車両は日本と同様に右ハンドル。もしどうしても気に入ったら、日本へ個人輸入して乗ってみてはいかがでしょう?

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