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カーナビ「ゴリラ」の新モデル、安全運転支援機能の追加で高齢化社会に対応

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: パナソニック・オートモーティブ社

高速道路の逆走検知・警告機能を装備

 パナソニック・オートモーティブは、SSDポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」の新製品3機種を2019年6月上旬から発売すると発表した。最大の特徴は、同社のハイエンドナビゲーションにも採用される「安全・安心運転サポート」機能。高速道路の逆走検知、停止見落としがちな道路標識情報を事前に知らせて注意喚起してくれる。

 2020年で発売25周年を迎えるポータブルカーナビゲーション「ゴリラ」。今回の2019年モデルは、2種類の7V型モニターと5V型モニターの全3タイプをラインアップ。スマートフォンのナビアプリに押され縮小傾向にあるポータブルナビ市場だが、ゴリラは通常の車載カーナビと同等の性能を持たせることで未だに多くの支持を得ている。

 6月上旬より新たに発売される2019年モデルでは、ドライバーの高年化問題となっている、一時停止など標識の見落としによる交通事故防止への対策を実施。同ブランドのポータブルカーナビユーザーも半数以上が50歳を超え、安全・安心な運転をサポートする機能の充実が求められているという。

 具体的には、一時停止、制限速度や踏切案内等、見落としがちな道路標識情報への注意を事前に促し、ドライブのヒヤリハットの回避をサポート。また「逆走検知」機能を搭載。高速道路の本線合流部、ランプ合流部、およびSA・PAの本線合流部での逆走を検知して音とアイコンで警告し、ドライバーの危険運転回避を促す。さらに、高速道路のSA・PA内では、休憩後の発進時に逆走への注意を喚起する「逆走注意アラーム」を搭載して、危険運転の回避を二重にサポートしているのだ。

 また、マップは最新の2019年度版地図。近年増加している誘導カラーレーンまでリアルに再現し、交差点拡大図を更に充実させており、高速分岐案内図では実際の道路案内に即し、ナンバリングにも対応している。

 最上位モデルのCN-G1300VDは、3年間の無料地図更新に対応。2020年夏の東京オリンピック・パラリンピックに向けて、続々と開通が見込まれる新規道路もカバーしているという。また、交通情報サービス「VICS WIDE」を活用した「スイテルート案内」も搭載したことで、渋滞を避けたルートを自動で探索し、案内を可能とした。

 そして、ポータブルカーナビでもっとも懸念する測位精度。新型ゴリラでは、GPS衛星に加え、ロシアの衛星「グロナス」と日本の準天頂衛星「みちびき」からの信号も活用。衛星信号が届きにくい場所では、「Gジャイロ」で継続測位を可能にしている。

 これに衛星信号とあわせてメインCPUで再度処理を行う「Gロケーション」を搭載することで、高精度な現在地測位を実現。高架下道路、高速道路と一般道の上下並走、高架道への一般道からの進入など、特に都市部で複雑化する道路網でもより正確に現在地を測位し、高いナビゲーション精度を実現できるようになっている。

 また、ワンセグチューナーと内蔵スピーカーも装備。シガーライターコード(電源ケーブル)や吸盤スタンドは同梱されているので、購入したその場から使うことができる。さらにオプションのリアビューカメラと接続すれば、モニターに車両後方の映像を映し出すことも可能だ。

 価格はオープンだが、市場想定価格は7V型モニターの上位モデル「CN-G1300VD」が6万5000円前後、同じく7V型モニター「CN-G730D」は5万4000円前後、コンパクトな5V型モニター「CN-G530D」が3万9000円前後になるだろう(価格はすべて税込み)。

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