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ポルシェのハイブリッド戦略が拡大! SUV「カイエン」にPHVの追加投入を発表

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: ポルシェ

最高速250km/h超を可能とするSUV

 ポルシェAGは、カイエンにプラグインハイブリッドモデルの導入を発表。ラグジュアリー5ドアセダン・パナメーラに続き、ハイブリッド戦略がますます推進されていく模様だ。カイエンにハイブリッドモデルを追加することで、先のクーペに続き、世界的に需要が高まっているラグジュアリーSUV市場でのアドバンテージを高め、商品ラインアップの充実化を図っているといえるだろう。

 カイエンEハイブリッドが搭載するパワーユニットは、3リッターV6エンジン(250kW/340PS)とエレクトリックシステム(100W/136PS)を組み合わせたハイブリッド方式。システム最大出力は340kW/462PSを発生し、アイドリングをわずかに超える回転数で700N・mの最大トルクを発生する。基本的に、パナメーラが搭載するユニットと共通だ。駆動方式は電子制御4WDで、新開発のティプトロニックS(8速AT)を組み合わせる。

 0-100km加速タイムは5.0秒、最高速度は253km/hとヘビー級の車重を感じさせない高いパフォーマンスを実現。さらにモーターのみによる航続距離は最長44kmで、135km/hまで加速可能だ。平均燃料消費量(NEDC)は3.4〜3.2リッター/100km(29.4〜31.5km/リッター)で、平均電力消費量は20.9–20.6kWh/100km。また、標準装備されるスポーツクロノパッケージのスポーツプラスモードを使用するとバッテリーのパワーを使ったブーストトルクによって、より俊敏性を高めることができる。

 じつは2010年、ポルシェはカイエンEハイブリッドを発売しているが、新型モデルはモーターによる走行距離とブーストエネルギーが大幅にアップ。バッテリー容量は先代モデルの10.8kWhから約3割アップの14.1kWh。13のプリズムリチウムイオン電池を備えた8つの電池モジュールで構成される水冷式バッテリーは、車両のリアのローディングフロアの下部に搭載する。

 また、カイエンEハイブリッドの追加を機に、ポルシェはカイエンシリーズ全体でコンフォート&アシスタンスシステムの範囲を拡張。日本仕様ではレーンチェンジアシストとアダプティブクルーズコントロール、パークアシスト、サラウンドビューカメラが標準装備され、新しいヘッドアップディスプレイ、マッサージシート、リモートコントロール付独立ヒーター、および22インチ軽合金製ホイールなどがオプションとなる。なお、カイエンEハイブリッドの日本導入時期や車両本体価格は、発表されていない。

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