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最高速290km ジープ史上最強のSUV「グランドチェロキー・トラックホーク」を一部改良

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: FCAジャパン

荘厳さを増大するホイールとインテリア

 FCAジャパンは5月16日、「Jeep Grand Cherokee Trackhawk(ジープ・グランドチェロキー・トラックホーク)」に一部改良を実施。足もとを精悍に演出する新デザインの20インチアルミホイール、インテリアを上質に彩るピアノブラックのアクセントを新たに装備。全国のジープ正規販売店を通じて発売を開始した。

 ジープ・ブランドの最高峰に位置するグランドチェロキーは、2010年からリリースされている4代目。ダイムラー・クライスラー時代に開発がスタートしたため、メルセデス・ベンツのMクラス(現在はGLEクラス)とは兄弟車に近い関係にある。日本向けの主力モデルは3.6リッターのV6エンジンを搭載する「ラレード」から「サミット」まで全4グレードを展開している。

 ところが「トラックホーク」は最高出力710psを誇る6.2リッターのスーパーチャージャー付きV8エンジンと8速ATを搭載する突然変異的なモンスター。0〜96km/h加速が3.5秒、最高速度は290km/hという圧倒的な性能を発揮して、サーキットをも視野に入れている。

 まさにジープ史上最速の称号を得た究極のハイパフォーマンスSUVで、日本市場にも2018年1月から導入されている。今回は内外装の一部デザイン変更を施してさらなる質感の向上を図ったが、価格もドーンと1330万4000円(税込)にアップしている。

 エクステリアでは、トラックホーク専用の20インチアルミホイールのデザインを変更。新たにブラックサテン塗装が施され、Brembo(ブレンボ)製ブレーキキャリパーおよび大径ディスクブレーキと相まって、足もとを精悍に演出する。また室内ではセンターコンソールにあしらわれるアクセント部分がピアノブラック仕上げに変更され、質感の向上が図られた。

 さらに内装は全車ラグーナレザー仕様となり、ダイアモンドブラッククリスタルのボディカラーにはブラックまたはブラック/ダークルビーレッドの内装が、アイボリートライコートのボディカラーにはブラック/ダークルビーレッド内装が組み合わされることになった。

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