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子供が運転できるミニカー! 2019年の東京おもちゃショーにトヨタ「Camatte」が登場

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TEXT: 山本晋也  PHOTO: トヨタ

クルマを操る楽しさを周回路で体感

 東京おもちゃショー2019(一般公開6月15日・16日 東京ビッグサイト西1~4ホール)が間もなく開催されますが、今年もトヨタ自動車はブースを展示しています。トヨタのブースは、子供が実際にクルマを運転して、人とクルマと街のつながりを体験できるブース「CAMATTE CONNECTION(カマッテ コネクション)」が設置されます。

2012年から進化し続ける「Camatte」の最新版

 2012年から「Camatte」シリーズとしてクルマの楽しさを伝えるコンセントカーを展示しているトヨタは、クルマの構造であったり、カスタマイズの楽しさであったり、はたまた運転の楽しさなどを体験できるようブラッシュアップされていますが、2019年は実際にステアリングを握り、ペダルを操作して周回コースを走れるコンテンツへと進化しています。

 2017年の東京おもちゃショーでも走行体験はできましたが直線路でした。2019年は周回コースになっているのがポイント、ステアリング操作によってクルマが曲がるという感覚を味わえるというわけです。

センターシートの3人乗りオープンカー

 ちなみに運転できるおもちゃショー用のコンセプトカーは2タイプ。身長130cm以上のお子さん用が「Camatte ペッタ」で、基本的には2017年のおもちゃショーに登場したモデルです。このコンセプトカーの特徴は、センターシート・レイアウトでドライバーが中央に座ること。後席は左右に置かれた3人乗りです(1人はオペレーターが乗車しますが、運転自身はお子さんが行います)。

 子供が室内で走行できるように工夫されたスペックですが、このクルマの特徴はステアリングやペダル、サイドブレーキなどに実車と同じパーツを使っていること。子供のおもちゃではなく、実車につながる運転感覚が楽しめる仕様となっているのです。まさに運転体験の原点としてふさわしい一台といえるのではないでしょうか。

 また、身長130cmに満たない小さなお子さん向けには、「Camatte ベリー」という赤いボディのコンセプトカーを用意しています。こちらも運転席に乗り込んでハンドルを回したりブレーキペダルを踏むなど、直接触れて遊ぶことができます。

 このところ世界的に「若者のクルマ離れ」が指摘されています。そこには経済的な課題もあるといわれますが、クルマを運転する楽しさ自体に魅力を感じていないという指摘もあります。運転のリスクと得られるメリットを天秤にかけてクルマから離れていくというわけです。しかし、クルマを自分の意思で動かしたり、自分だけの一台としてカスタマイズしたりするという経験から得られる感情には代えがたいものがあります。トヨタの「Camatte」シリーズは、そうしたクルマの喜びを子供たちに伝えようとしているのです。

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