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英国でGRスープラ走る! 格式の高い自動車イベントにトヨタが参加表明

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: TOYOTA、Auto Messe Web

英国貴族主催のグッドウッド・フェスティバル

 トヨタは、イギリス・グッドウッドで7月4日(木)~7日(日)に開催される「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード(the Goodwood Festival of Speed)」に、GRスープラを中心に3台の車両がヒルクライムコースを走行させることを発表した。さらにTOYOTA GAZOO Racing(以下TGR)のモータースポーツ活動で活躍中のレーシングカーやラリーカーも展示する。

 グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードとは、イギリスの貴族が私有地を開放してレーシングカーを楽しむイベントとしてスタート。世界各国から往年のレーシングカー、オートバイなどが走行し、毎年国内外から多くのファンが集まるモータースポーツの祭典だ。昨年、トヨタはGRスープラに偽装を施した「A90カモフラージュ」の走行を初披露した。過去には、06年に日産GT-Rも発表前に登場するなど、古いクルマだけなく、プロトモデルも走行するため、世界中から注目されているイベントである。

 トヨタは今年、グッドウッドの有名なヒルクライムに、GRスープラ市販モデル、「GR Supra GT4 Concept」、「Toyota GR Supra Drift by HKS」の3台を初走行。GRスープラ市販モデルは、チーフエンジニアの多田哲哉氏が、昨年のA90カモフラージュに続き、再びハンドルを握る。

 今年3月に開催されたジュネーブ国際モーターショーでのワールドプレミアした「GR Supra GT4 Concept」は、FIA世界耐久選手権(WEC)で活躍中のTGRドライバー マイク・コンウェイがドライブ。

「Toyota GR Supra Drift by HKS」は、ドリフト競技のレーシングドライバーして名高い谷口信輝選手が運転。ヒルクライムコースに加えて新設のライブ・アクション・エリアを走行し、GRスープラの別の一面も披露するという。

 ちなみに「Toyota GR Supra Drift by HKS」は、チューニングパーツメーカーであるHKSがカスタマイズを実施。HKSの技術の粋を集め、HKS GTIII-4Rターボシステム、HKS ハイパーマックスサスペンション、エンドレス製レーシングブレーキ、ヨコハマADVANタイヤ&ホイールなどを搭載した700馬力を発生するマシンだ。

 トヨタスタンドでは、モータースポーツ活動で活躍しているレーシングカーやラリーカーを展示。その内容は、今年ル・マン24時間レースで優勝したTS050ハイブリッド8号車、ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したGRスープラ、ダカールラリー2019を制したハイラックス、今シーズンFIA世界ラリー選手権(WRC)をすでに3勝しているヤリスWRCのレプリカといったそうそうたるマシンばかり。

 さらに、TGRのモータースポーツ活動で得た知見や技術を市販車へ活かすクルマづくりを体現するモデルとして、GRスープラやヤリスGRMN、今年のジュネーブ国際モーターショーで披露されたカローラGRSの展示も予定している。

 第47回ニュルブルクリンク24時間耐久レースに参戦したGRスープラは、モリゾウ選手(トヨタ自動車豊田章男社長)がスタートドライバーを務め、完走を果たした車両だ。ニュルブルクリンクの厳しい道を走り抜いた証として、ダメージの跡をあえて残した形での展示するそうだ。

 このほか、1980年代・90年代のセリカワールドラリーカーや、AE86カローラ、2008年トヨタTF108フォーミュラ1カーなど個人・非公式の歴史車両の参加も予定とのこと。

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