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ケンメリからカロスポまで「クルマのCM撮影に使われた名スポット6選」

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

観光地となった人気スポット

 全国にはクルマのCMで有名になった観光地や、美しい景色がいくつかある。今回は、数多くの自動車CMのロケ地から、おすすめのスポットを6つ紹介してみよう。

・稚内港北防波堤ドーム(北海道稚内市開運1丁目)

 稚内港に面した大型の防波堤で、全長427メートルの世界でも珍しい半アーチ形ドーム。まるでローマの古代の神殿のような雰囲気がある。

 ここでCM撮影されたクルマは、トヨタGX71型クレスタのGTツインターボ。若かりし頃の山崎努が”日本初、ツインカムツインターボを”アピールし、「力は秘めると深くなる」というキャッチコピーが流れた。

 

・能取岬(北海道網走市)

 網走市の中心から北西に約10km。オホーツク海に突き出した能取岬は流氷スポットとしても有名で、海へと続く道と灯台の景色がじつに美しい場所である。

 阿部寛が郵便配達の男(サイボーグ?)として登場した、トヨタの「プリウスPHV 郵便配達編」のCMロケ地だった場所で、JALの先得「旅の写真」篇もここで撮影されている。

 

・ケンとメリーの木(北海道美瑛町)

 北海道で一番、いや日本で一番有名なクルマのCMロケ地が美瑛町にあるケンとメリーの木だろう。1972年、日産の4代目スカイライン(ケンメリ)の撮影現場となって大きな話題となり、それ以後は「ケンとメリーの木」と呼ばれ、メジャーな観光地になっている。

 美瑛の「パッチワークの丘」にある大きなポプラの木こそ、いわゆる「ケンとメリーの木」。もちろん、現在も街のシンボルとして高らかにそびえ立っている。なお、近くにはタバコのCM撮影地で有名になった「マイルドセブンの丘」や、「セブンスターの木」があることも追記しておこう。

 

・江島大橋(鳥取県境港市・島根県松江市)

 鳥取県境港市と島根県松江市との間にかかる橋「江島大橋」。2013年に放映されたダイハツのタント カスタムのCMで知られるようになり、通称「ベタ踏み坂」と呼ばれている。 名の通り、橋の勾配は島根県側で6.1 %、鳥取県側は5.1 %。最上部の高さ約45メートルという実在するものとは思えない急勾配な坂を持つ。PC(プレストレストコンクリート)ラーメン構造の橋では日本一の長さ(全長1.7km)を誇ることでも知られている。

 

・UFOライン(高知県町道瓶ヶ森線雄峰ライン)

 カローラスポーツのCM撮影に使われたのが、瓶ヶ森沿いの尾根を走る「UFOライン」だ。標高約1400mの地点で、27kmも続く見晴らしのいいご機嫌の道で、ライダーたちにも人気のツーリングコース。きれいな景色が撮影できるスポットが何カ所もあるので、四国のドライブコースとしてもオススメである。

 車内のBGMは、カローラスポーツのCMに使われた、THE BOOMの「風になりたい」で決まり!?

 

・伊良部大橋(沖縄県宮古島市)

 沖縄県の「伊良部大橋」は、宮古島と伊良部島とを結ぶ橋として2015年に完成。青く澄んだ美しい海上を、3540mも快適に走れる人気スポットだ。無料で走行できる橋の中では日本一の長さとなっている。

 この絶景でCM撮影したクルマは、ホンダのオデッセイHV(美×力。ハイブリッド篇)。運がよければ橋の上からウミガメやマンボウの姿も見えるとのこと。観光で出かけた際は、ぜひ景色を堪能したい。

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  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • 藤田竜太(FUJITA Ryuta)
  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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