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フォーミュラドリフト第3戦 「ナイトドリフト」は台風による波乱含みの展開に

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TEXT: ストリートヒーロー編集部

伝説のチャンプ、山下選手が優勝

 アメリカ生まれのモータースポーツ競技「フォーミュラドリフト」を逆輸入の形で、日本で開催しているのが『フォーミュラドリフトジャパン』だ。混戦模様の2019シーズンの3戦目は、静岡県の富士スピードウェイを舞台に開催されたが、今回は初の試みとして日没時間を挟んでの”ナイトドリフト”で競技が行なわれた。

 3人の審査員によるジャッジ区間は、富士スピードウェイ本コースの100Rからアドバンコーナーへかけて。ライン・アングル・スタイルと3つの要素で判定されるのが、フォーミュラドリフトの基準だ。7月26日の予選はドライ路面でスタートし、迫力満点の白煙とスキール音がコースを包み、良いコンディションでパフォーマンスが行なわれた。しかし、すっかり日も暮れて幻想的なムードとなる頃には台風6号の影響で、突然の降雨に見舞われる。

 さらに翌日のTOP32追走トーナメントは、しとしと雨の小康状態かと思えば急に雨脚が強くなる……、の繰り返し。雨は止むことはなく、ドライバーにとっては非常にコントロールが難しいコンディションとなった。それでも、ドリフトを極めた百戦錬磨のツワモノばかりが集うカテゴリーだけに、ハイレベルなバトルが繰り広げられる。

 ファイナリストは「チャンプ」こと山下広一(Team Weld×Work×Arais×Valino)選手と、第1戦の鈴鹿ツインサーキットで優勝を果たしている益山 航 (益山板金)選手との対戦。こうした大ベテランと若いドライバーが同じ舞台で決戦する機会が多いのも、フォーミュラドリフトジャパンの醍醐味でもある(17歳の学生ドリフターも活躍)。

 そして、今回大接戦のうえ、久々のWINNERとなったのが山下選手。たくさんの応援幕も出て、チャンプ山下をサポート。レース後は、本人もそうした応援やチームへの感謝を口にしていた。混沌とするチャンピオン争いにも注目。次戦は奥伊吹モーターパークでのラウンド4だ。

 レース後には、雨の中残ってくれたファンのために、サイン会も実施。サプライズとしてアメリカのフォーミュラDで活躍中のFredric Aasbo選手も参加してくれた。

 

フォーミュラドリフトジャパン2019 ROUND3結果
優勝:山下広一
2位:益山 航
3位:箕輪慎治

フォーミュラドリフトジャパン2019年スケジュール
ROUND4:8月24・25日 奥伊吹モーターパーク
ROUND5:10月5・6日 岡山国際サーキット

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