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スバル・レガシィがマイナーチェンジ! スポーティグレードを追加して質感を向上

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TEXT: 井元貴幸  PHOTO: SUBARU

「B-SPORT」追加して悪路走破性能を向上

 スバルはクロスオーバーSUVの「レガシィ アウトバック」とセダンの「レガシィB4」を改良し、11月8日より発売すると発表した。

 今回の一部改良では、従来のベースグレードを廃止し、専用の内外装をまとった「B-SPORT」を新たに追加。エクステリアでは、スバルXVをはじめS208やレヴォーグ アドバンテージラインといったSTIコンプリートカーや特別仕様車に採用されている外装色「クールグレーカーキ」を新たに採用している。インテリアではブラウンレザー内装を一部グレードに追加設定した。

 メカニズム面ではアウトバックに、現行型フォレスターにも採用されている2モードX-MODEを新たに採用。雪道や砂利道など滑りやすい道を走行する時に使用する「SNOW・DIRT」、深雪やぬかるみといったタイヤが埋まってしまうような道を走行する時に使用する「DEEP SNOW・MUD」の2つのモードを選択可能としたことで、悪路走破性を高めている。

 現行型レガシィは2014年に登場し、毎年改良を重ね2017年にはビッグマイナーチェンジを実施。今回の改良モデルはF型と呼ばれる5回目の改良モデルとなる。

 この改良ではさらに注目したいのが、これまでレガシィのLimited(アウトバックはX-BREAKにも)専用装備とされてきたスバル独自の「スタブレックスライド」ダンパーが全車に標準装備されたことだ。また、インテリアで本革かファブリックのみの選択肢だった設定が、B-SPORTの登場でウルトラスエードをチョイスできるようになったこともトピックといえるだろう。

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