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アクセルペダルの踏み間違い事故をなくす! 後付け可能な急発進防止装置4選

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: Auto Messe Web編集部

意外とリーズナブルに安心が買える

 運転ミスによって起きる交通事故。なかでも高齢ドライバーによるブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故は、増加傾向にあります。とくに急発進したときはパニック状態になり、ブレーキペダルを踏んでいるつもりでアクセルは踏んだままということもあります。このような運転ミスを未然にカバーするような安全運転サポート機能を装着した新車が登場していますが、未装着車にも装着可能な後付け装置も存在しています。そんなアフターパーツメーカーが開発、販売している急発進防止・予防システム。それぞれがどのような特徴を持っているのか紹介したいと思います。

 

【e-ACCEL ALARM】

 新たな視点でペダルの踏み間違いを知らせるのは、ピボットが開発した「e-ACCEL ALARM(イーアクセルアラーム)」。ペダルの踏み間違いを”警報音”で回避させるというものです。

 仕組みは、停止または低速走行時に、ブレーキと踏み間違えてアクセルペダルを必要以上踏むと”警報音”を発生。音に反応しアクセルを戻すことを促し、踏み間違いを素早く認識させることで急加速を回避させるというもの。アクセルの踏み間違いによる、エンジン音の変化が分かりにくく、聞こえにくかったりする高齢者ドライバーにも効果的。装着はOBDIIコネクターへ差し込み、本体は両面テープで貼るだけ。価格も9800円(税抜)と手頃だし、設定も必要なしという手軽さも魅力です。

 

【あしもと見守るくん】

 ワールドウィングが9月中旬に発売をスタートさせたのが、アクセル・ブレーキ踏み間違い防止装置「あしもと見守るくん」。前進だけなく後退(バック)時にも対応。停車時(および10Km/h未満)からの前進・後退においてアクセルペダルが急激に踏み込まれた際に車両側の車速信号とブレーキ信号を検知、アクセル開度を電気的に抑制して急発進を抑制します。

 誤ってアクセルペダルを踏んでしまったときに、アクセルからの信号を伝えず、瞬時にクリープ走行状態(Dレンジでブレーキを離した状態)にするで急発進を制御。後退(バック)時においても約5Km/h以上の車速を検知し、強制的に車両をクリープ状態に切り換える機能も搭載しています。取り付けは、カプラーオンと簡単な配線処理だけで可能です。本体価格は3万7000円(税抜)。

 

【ペダルの見張り番II AWD-01】

 電子パーツメーカー・データシステムの「ペダルの見張り番II AWD-01」は、オートバックス専売の急発進防止装置。電子スロットルの特性を利用して、停車時または時速10km/h以下でアクセルペダルを強く踏み込むと、その操作信号をキャンセル。ブレーキペダルを離したクリープ状態になって、クルマはユルユルと進むだけで急発進を防止。さらにブザーで警告を発してくれます。

 アクセルとブレーキのペダルを同時に踏んだときは、ブレーキを優先してアクセルを制御。仮にアクセルを踏み込んだままで、ブレーキペダルを離しても急発進しないようにプログラミング。任意で制御をオフにすることも可能で、坂道発進のようにブレーキペダルとアクセルペダルを同時に踏むような場合、スイッチで制御を解除して発進できます。取り付けは車種専用ハーネスが別途必要。

 

【誤発進防止2システム】

 SUN自動車の「誤発進防止2システム」もアクセル踏み間違いを防止する装置。運転者に合わせた踏みこみ方を自動で学習し作動し、踏み間違えるとニュートラル状態にして、間違いを警告音とランプ点灯で知らせてくれます。その後停車するとシステムは自動リセット。システムが不要な場合はON/OFF切替えスイッチ操作で解除もできるのです。本体価格は3万円となり、イエローハットで取り扱いとのこと。

 この他にも、トヨタ、ダイハツなど車両メーカーが一部車種向けにアフター装着できる安全サポート機能装置も登場しています。

 運転に慣れたスーパーの駐車場でも起こり得る可能性があるペダルの踏み間違い事故。不測の事態に対応できるよう安全サポート機能装置を装着すればリスクは軽減できるのです。

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