クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • CUSTOM
  • 愛車を一ヶ月に一度チェックするだけで安心・安全になる4つのポイント
CUSTOM
share:

愛車を一ヶ月に一度チェックするだけで安心・安全になる4つのポイント

投稿日:

TEXT: 近藤暁史(KONDO Akifumi)  PHOTO: Auto Messe Web編集部

一ヶ月に一度のチェックで愛車が健康になる

 安全に走行をするために、クルマのユーザーには点検が義務づけられていて、12カ月点検、24カ月点検を実施しなければならない。本来はユーザー自ら行なうとされているが、実際のところはクルマの整備士が代行する形で実施するというのが一般的だ。

 また乗る前の運行前点検というのを耳にしたことがあるだろう。文字通り、乗る前には点検をするというもの。しかし、乗る度に点検するのは正直面倒だし、そもそも最近のクルマは壊れにくいので現在は廃止され、名称も日常点検に変更されている。

 日常点検は適宜、必要なときに点検をすればいいとされていて、かなり曖昧ではあり、何とも意味がないように思える。実際、オイル交換はするにしても整備や点検は車検のときだけという人も多かったりする。しかしクルマというのは命を預けるものだけに油断は禁物なのだ。消耗品を中心に、日頃から見ておきたい部分もある。

 要は気がついたら、汚れていたり、漏れていたり、寿命が来ているものをチェックしようということが肝要なのだ。そこで、だいたい1カ月毎にザッとでいいから見ておきたいポイントを整理してみた。

 

バッテリーとオイル系は交換時期を明確に

 まず油脂類は今や極端に減ったりはしないし、汚れを見ても寿命かどうかはわからないので、直接点検というよりも前回の交換時から経過日数や走行距離を確認するだけで十分。ただしバッテリーも同様で、以前に交換した時期だけはわかるようにしておこう。

タイヤは目と手で確認し、空気圧も

 目視でザッとみたいのはまずゴム類だ。タイヤでは溝の残量や減り方、ヒビなどがないかなど表面の状態を確認する。また手で撫でるようにしながら、釘などが刺さっていないかも確認しておこう。チューブレスタイヤの場合は空気は一気に抜けないので、異物が刺さっていても気が付きにくく、目視で発見できることも多い。

 パンクに気が付くという点では、空気圧の点検も1カ月に1回程度は行ないたい。給油のついででいいので、空気圧を点検して、適宜補充する。釘などが刺さっていて、徐々に空気が抜けている場合、刺さったタイヤたけ空気圧が他と比べて減っていることがあるので、パンクが発見しやすいというわけだ。

 

ブレーキパッドとワイパーの交換は忘れた頃にやってくる

 そのほか、ホイールのデザインにもよるが、スポークのすき間からブレーキのパッドが見えるようなら、残量を確認して、ブレーキローターの減り具合も同時にておこう。

 見られないホイールなら、踏んだときにキーキーと音がしたり、ブレーキペダルが不快に振動しないかを常に気にするようにしたい。キーキー音はパッドが減った際にわざと出るようにしてあるもので、放置するともちろんブレーキが効かなくなってしまう。

 そのほか、消耗品では、紫外線などにさらされるワイパーは月に1度は点検したい。真夏や真冬では、1カ月で劣化がかなり進んでしまうこともあるので油断してはダメで、亀裂やヒビ、横から見て曲がりがないかも点検しておこう。

 さらにワイパーはブレードによって湾曲したガラス面にも追従することができるので、全体を軽く押してガタがないかも確認すると完璧だ。ウォッシャーも残量や噴射具合を見ておく。もちろんリヤワイパーも装着されていれば、ウォッシャーも含めて同じように点検する。

 

愛車の健康状態を常に気を掛ける

 そのほか、クルマの周りを一周してボディやウインドウの状態を見ておく。普段はドアを開けて乗り込んだらそのまま出発ということが多かったりして、意外にリヤまわりを見ていなかったりする。改めて見てみると、ボディにキズが付いているのを発見できたりする。

 いずれの部分も見るのは簡単なものばかり。それだけに、ザッと見るだけでも不具合が発見できたりするので、最低でも1カ月に1度。理想を言えば、見られるときはいつでもザッとでいいので見るようにするクセを付けておくだけで、クルマの基本的な健康管理が出来るので、ぜひとも実行してほしい。

すべて表示

 

 

 

 

 

 

ranking

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

ranking

AMW SPECIAL CONTENTS