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トヨタ・カムリを改良 スマホ対応ディスプレイオーディオや4WD車を設定

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TEXT: 片山政弘  PHOTO: トヨタ自動車

新カムリの注目点はスマホアプリとの連携

 トヨタのFFハイブリッド4ドアセダン、カムリがマイナーチェンジされた。スマートフォン対応ディスプレイオーディオなどソフト面の充実化を図るとともに、待望の4WDモデルが加わっている。

LINEメッセージの送受信も可能に

 もっとも大きな変更点はカーナビなどのソフト面だ。ディスプレイオーディオとDCM(車載通信機)を標準装備とすることで、スマートフォンとの連携が可能になった。具体的には、トヨタが採用する規格「Smart Device Link(スマート・デバイス・リンク)」に対応するナビや音楽、ラジオなどのスマートフォン向けアプリを、ディスプレイオーディオ上に表示して操作できるようになった。

 さらにLINEカーナビでは音声による目的地設定などが可能になり、LINEメッセージの送受信も可能。またApple CarPlayやAndroid Autoにも対応する。

 ベーシックなナビ機能で十分という人にはエントリーナビキットも用意。さらにもしものときにクルマ自身が緊急通報してくれたり、ドクターヘリまで呼んでくれたりするT-Connectナビキットも用意されている。

降雪時も心強い4WD仕様を設定

 とくに降雪地帯に住む人にとって朗報なのは、待望の4WDが追加されたこと。後輪をモーターで駆動する「E-Four」と呼ぶ電気式の4WDが全グレードに設定された。

 プロペラシャフトで前後輪をつなぐ本格的な4WDではないが、いざというときに後輪に駆動力が得られるのは、FFモデルとは比較にならない安定性が得られるだろう。

 また安全装備では、車線変更時の後方確認をアシストするブラインドスポットモニター、駐車場での後退時に左右後方から接近する車両を検知し、衝突しそうになるとブレーキを制御するリヤクロストラフィックオートブレーキを標準装備としている。

 トヨタ・カムリは全長4.9m内外と日本では少し大きめのFF4ドアセダン。カローラやヴィッツと同様に世界中で販売されるグローバルモデルだ。現行モデルは2017年に登場し、日本仕様は2.5Lエンジン+モーターのハイブリッドモデルのみ設定している。大柄なボディながら、実用燃費に近いとされるWLTC燃費で21.6km/L(FF)を達成している。

 改良モデルの価格(消費税10%込み)は、372万8000円〜 406万9000円。今回追加された4WDモデルの発売は12月16日を予定している。

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