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ヨダレやあくびは危険信号! 愛犬とのドライブを快適に過ごすプロ直伝のマル秘テク

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TEXT: 小松 雅人  PHOTO: 小松 雅人/Auto Messe Web編集部

ドライブ前の食事は少量、水分は多め

 食後は胃や消化器官が活発に活動し、嘔吐しやすい状態。逆に空腹時も自律神経の乱れにつながります。よって移動直前の食事はなるべく避け、食事は少量にして水分をとり、トイレを済ませるようにして下さい。

 もしも食後に移動される場合は、愛犬の体調を見ながら、およそ2時間ほど時間をあければ落ち着くので、なるべく食後の間を取ってから出発するといいでしょう。

犬の動きを制限して心と身体の負担軽減

 愛犬のクルマ酔いは周りの景色が見えなかったり、クルマの振動や揺れで体が安定しない事が原因になりがち。クレート(移動の際に愛犬を運ぶカゴ)等をシートやラゲッジスペースに固定したら、普段使っているブランケットやタオルなどを中に入れ、愛犬自身の普段の匂いで落ち着く環境を準備してあげてください。愛犬の動きを制限し、安心させることをおススメします。これだけでも犬が落ち着ける環境になり、移動することができます。

 また、心理的ストレスを軽減するためには視覚や嗅覚情報を制限したいところ。クレート等に通気性の良い布等を被せたり、こまめに空気を入れ替えをし、車内を新鮮な空気で保つようエアコン等で温度調節をすることもクルマ酔いを防ぐ効果があります。

 愛犬をフリーにしたり膝の上へ乗せたり、抱いたりすることは人間が想像する以上に犬には揺れがあり、不安定になっています。愛犬はクルマの加速や減速、いつ曲がるのかまったくわかりません。クルマが揺れるたびに姿勢を保とうと踏ん張ります。乗車時に起きてしまう大きなケガや悲しい事故を未然に防ぐためにも、体の動きを制限させることで心とカラダの両方の負担を軽減できるようになるでしょう。

 クルマ酔い症状が出たら早めに安全な場所にクルマを停め、空気の入れ替えと水分を補給して脱水症状を防ぎ、回復するまで十分な休憩を取ることをおススメします。また、嘔吐するとさらに吐きやすくなるため、回復しても車内の温度に注意し、普こまめに休憩を取りながら様子を見て安全運転でお出かけください。

 クルマ酔いの原因や予防、ケア方法などを知ることで、愛犬との快適なお出かけを心がけて、素敵な想い出づくりのドライブを楽しんでください。

 

プロフィール:小松 雅人(こまつ まさと)

 フランス系自動車インポーターに10年ほど勤務。在籍中に自身の愛犬のためにペットシッター士、ペット用品取扱士、家庭犬トレーナーなどの資格を取得。愛犬との安全で快適なお出かけをモットーにイベントや用品開発に関わる。

 現在は、シニア犬のフリーマガジン「ぐらんわん!」が運営するレスパイト&ドッグケアカフェmeet ぐらんわん!の店長としてセミナーの開催や愛犬との生活を自動車業界とペット業界の両視点からパピーからシニア犬のドッグケア・アドバイザーとして在籍。

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