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アウディが、電気自動車のF1「フォーミュラE」用ニューマシンを初披露!

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: アウディジャパン

フォーミュラE新シーズンに向けカラー一新 

 アウディは、スペイン・バレンシアで10月16日(現地時間)に開催された電気自動車のF1レースとも言える「FIAフォーミュラE選手権2019-20シーズン」向け合同テストに参加し、ニューマシンAudi e-tron FE06を初披露。新シーズンに参戦する他のライバル車と初めてサーキットを一緒に走った。

 今回行われたのは、11月22日〜23日にサウジアラビアのディルイーヤで開幕戦が開催されるフォーミュラEの新シーズンに向けたプレシーズン合同テスト。アウディが擁するTeam Audi Sport ABT Schaeffler(チーム アウディ スポーツ アプト シェフラー)が、今回テストの舞台となったバレンシア・サーキットに投入したのは、新しいカラーリングを施した2台の電動レースカーだ。


 ドライバーは、ダニエル・アプト選手(#66)とルーカス・ディ・グラッシ選手(#11)。2人が乗る2台は基本的に同じ仕様だが、識別点はアプト選手のマシンにはネオンオレンジのバックミラーを装着している点だ。
 新シーズンのフォーミュラE選手権には、合計10のメーカーから、12のチームと24人のドライバーが参戦する予定だ。これらの中には、ドイツを拠点とする4つのプレミアムブランド(アウディ、BMW、ポルシェ、メルセデス・ベンツ)が含まれており、フォーミュラE史上もっともスリリングなシーズンになると予想されている。


 チーム代表のアラン マクニッシュ氏は、新シーズンに関して
「一貫性のある体制と、チーム一丸となった協力関係は、フォーミュラEのように激しいバトルが繰り広げられるチャンピオンシップにおいて、大きな強みとなっています」
と話している。


 サーキットテストは3日間の予定だったが、アプト選手とディ・グラッシ選手は、さらにもう1日追加テストを行い、精力的にニューマシンのセッティングなどを遂行した。

 なお、2台のAudi e-tron FE06マシンとすべての機材は、今回のバレンシアでのプレシーズンテストと準備が完了後、開幕戦に向けて輸送されることになっている。今シーズンのチームの戦闘力は、11月22日〜23日にサウジアラビアのディルイーヤで開催される開幕戦で明らかになる。

 2019-20シーズンは、2019年12月から2020年7月末まで全14戦が行われる予定だ。

 

【フォーミュラE / 2019-20シーズン日程
】

 11月22日 ディルイーヤ (KSA)

 
11月23日 ディルイーヤ (KSA)


  1月18日 サンチアゴ (RCH)
 

 2月15日 メキシコシティ (MEX)
 

 2月29日 マラケシュ (MA)
 

 3月21日 三亜 (CN)
 

 4月 4日 ローマ (I)


 4月18日 パリ (F)
 

 5月 3日 ソウル (ROK)


 6月 6日 ジャカルタ (RI)
 

 6月21日 ベルリン (D)
 

 7月11日 ニューヨーク (USA)
 

 7月25日 ロンドン (GB)
 

 7月26日 ロンドン (GB)

 

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