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テントとクルマはどう配置する? オートキャンプ場の最適レイアウトとは

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TEXT: 大森弘恵  PHOTO: 大森弘恵/トヨタ自動車/Auto Messe Web編集部

クルマの出入りを考慮して収納場所としても使用

 オートキャンプ場には、区画サイトとフリーサイトがある。区画サイトはテントやクルマの置き方はほぼ決まっているが、広大なスペースの中から自由にサイトを作れるフリーサイトの場合は、テントとクルマの配置次第で快適さや便利さが全く違ってくる。ここでは、環境や状況に応じたレイアウト術を紹介する。

 もっともスタンダードなのは、テントのわきにクルマを横付けするレイアウトだ。メリットは、クルマからタープ、テントへと動きやすいこと。また、クルマの出し入れがやりやすいため、サイト設置後に買い物や観光、温泉などにも行きやすい。

 このとき、クルマをテントのすぐ横に置くと、ドアや後部ラゲッジが開閉しづらくなることがあるので注意。ドアの開くスペースや向きを考え、少し離して駐車すれば、車内に入れた荷物などをストレスなく出し入れすることができる。

クルマのラゲッジを棚がわりに

 食材や飲み物をたっぷり詰めて重くなったクーラーボックスは、クルマから下ろすのが大変。また、重いクーラーボックスを載せるスタンドやシェルフ(棚)も積載すると車内がかさばるし、やはりそこそこの重量がある。キャンプ場でそれらをいちいち動かすのは大仕事だ。

 そこで、クルマの後部を、調理をするためのバーナーやコンロを置いたキッチンエリアに向けて駐車する。クーラーボックスはクルマのラゲッジに載せたままにして、クルマをシェルフ代わりにするのだ。

 SUVなど車高が高めのクルマであれば、ミニテーブルや自作の台を載せるだけで、調理用品などを置くのにちょうどいい高さになる。安定感があるし、作業スペースが広いのでキッチンテーブルとして優秀だ。

 また、雨や風の影響を受けないよう、タープをクルマの後部に設置し、タープ内を調理や椅子などを置いたくつろぎスペースにする方法もある。ミニバンなどバックドアが跳ね上げ式の場合、ドアを開けるたびにタープと干渉することがあるので、ドアの動きを計算してタープを設営したい。

 なお、さすがに車内で火を使うのは危険なので、当然バーナーやコンロは外に置くこと。後部ドアを開けてルームランプが点灯しっぱなしだと、バッテリーが上がってしまうので気をつけよう。

目隠しと悪天候時の風除けとしてクルマを利用

 ペット連れのキャンプなら、なるべく他の人の視線を避けるためにクルマをキャンプサイトの前に置き、ペットのケージを一番奥にする。これならペットも安心だし、目を離したすきにペットにいたずらされにくい。できれば、テントの左右に木などがあり、横を通りづらい地形だとベストだ。

 風が強い日は、風上にクルマを止めるのが定石。ダイレクトに風がテントに当たらないので、就寝時に風の音が軽減でき、比較的静かに眠れるのだ。ただし、時間とともに風の向きが変わるので、天気予報の風向きを参考に駐車位置を決めて、眠りにつきたい。

 なお、雨の日や風がある日は張り綱を増やしてテントの耐候性を高めるのがセオリーだが、張り綱とクルマの位置にも注意が必要だ。

 特に、撤収時は荷物が濡れないよう、なるべくタープのそばにクルマを駐車するが、ドアが張り綱に干渉する位置に停めると作業がしづらい。また、駐車時は、タイヤが張り綱固定用のペグを踏まないよう注意しよう。

 

 

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