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BMW&MINI専用「アクセルセーフティモジュール」 ペダルの踏み間違えによる急発進を抑制

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: a/tack、Auto Messe Web

車両からの信号を制御して事故防止へ

 BMWやMINIの電子系パーツをリリースする「a/tack(エイタック)」が、ブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる誤発進事故を抑制する「AT-ACSM・アクセルセーフティモジュール」を発売。BMWとMINIの”CAN-BAS信号”から得られる情報を元に細かい制御を行っているのが特徴だ。

 社会問題にもなっているクルマのブレーキペダルとアクセルペダルの踏み間違いによる事故。日々、凄惨な事故のニュースが流れている。AT-ACSMは、そのような事故を抑制するアイテムで、BMWとMINI専用として開発されているため、一般的な汎用タイプに比べて細かい制御を可能としている。

 まず、AT-ACSMの最大の特徴であるペダル踏み間違いによる急発進抑制は、アクセルペダルをある一定条件で強く踏み込むと作動。「ブレーキを踏んでください」というガイダンスとともに、アクセルの信号をカットすることでクリープ状態(ブレーキを離した状態)にする。

 ただ、純正の衝突軽減ブレーキのようにブレーキ操作は行われない。とはいえ、クルマはアイドリング状態でゆっくりと動くのでドライバーがブレーキを踏み直す時間は十分にある。

 さらに車両のCAN-VAS信号からの情報も制御に反映しているため、システムの動作が介入するのは下記のように細かく設定されている。

1:10km/h以下の速度でアクセルペダルを80%以上踏み込む
2:PDC(パークディスタンスコントロール)反応時はアクセルペダル40%以上で動作介入
3:10km/h~60km/hで走行中、アクセル踏み込み量が0.1秒以内に50%以上増加で介入
4:急な登坂などでの走行時はアクセルペダル踏み込み量90%で動作介入へと自動的に変更

 このようにシステムが介入するとアクセルOFFとなり「ブレーキを踏んでください」と繰り返しガイダンスが流れる。そして、ブレーキを踏むことで通常動作へ復帰。「動作しました、復帰します」とガイダンスが流れ純正状態に戻る仕組みだ。

 逆にシステムが介入しない状況も細かく設定されている。以下の通り。

1:ブレーキペダルから足を離して0.5秒間はブレーキングからのアクセル操作(ペダル操作の認識有る)と判断したとき
2:ウインカー点滅中はこの後曲がる意思があると判断したケース
3:トラクションコントロール機能OFFに切り替えると制御機能停止(サーキット走行や雪道でのスタック脱出時などでの不用意な介入を防止)

AT-ACSM・アクセルセーフティモジュール

価格:2万8000円(税別)・3年保証付き

対応車種
1シリーズ F20(除く6.5インチモニター車)
2シリーズ F22,F23,F87,F45,F46
3シリーズ F30,G20,F31,F34,F80
4シリーズ F32,F33,F36,F82
5シリーズ F10LCI,F11LCI,F07LCI,G30,G31
6シリーズ F12LCI,F13LCI,F06LCI,G32
7シリーズ F01LCI,F02LCI,F04LCI,G11,G12
8シリーズ G15
X1/X2  F48,F39
X3/X4  F25LCI,G01,F26LCI,G02
X5/X6  F15,G05,F16
MINI    F54,F55,F56,F60

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