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新型ロンドンタクシー「TX」 初の電動化でアルミフレームを採用

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: LEVC Japan

車いすの乗客への優れた乗降性能を実現

 LEVC Japanは、新型のロンドンタクシー「TX」を2020年2月1日より日本にて発売開始することを発表した。

 2019年で70年目を迎えたロンドンタクシー史のなかでは、初の電動化モデルとなったTX。以前より定評があった「全ての乗客に対して使い勝手の良いインテリア」にさらなる磨きをかけ、満を持しての新型モデル投入となった。

 TXの特徴としては、「 レンジエクステンダー式ドライブトレインの採用」「アルミニウム製フレームに新工法の接着式を採用して軽量化を実現」「全ての乗客に対して使い勝手の良い装備を標準装備」などを持たせた。

 車両床面に設置されるスライド式スロープにより、車いすの乗客に対して優れた乗降性能をもつ。最大で250kgまでの重量に耐えうるスロープの設計だという。

 また、観音式ドアを採用することにより室内幅の最大化と乗降時の乗客への身体的負荷を低減化。同時に介助時のドライバーへの負担も減らすように設計されている。また、旧型より好評の回転式リアシートも、格納式ステップと同時に使用することにより、利便性に優れた乗降性能を実現させた。

 気になるドライブトレインは、「e-city」と呼ばれる新しいレンジエクステンダーシステムを搭載。3気筒・1500ccガソリンエンジンを発電用に、駆動方式は100%のモーター駆動となっている。

 このシステムの採用により滑らかな加速性能と高い静粛性、そしてメンテナンスコストを抑える24000キロ毎の主要サービスインターバルも実現可能。また、耐久性に優れる水冷式の32Kwリチウムイオンバッテリーを搭載し、外部からの急速充電にも対応している。

 電気自動車の航続距離延長を目的に搭載されるレンジエクステンダー化による車両重量増を抑えるため、ボディの基本骨格はアルミニウム製とし、溶接を行なわない独自の接着焼付工法にて製造。ボディ外板は特殊繊維素材にて成形され、高い耐久性と耐候性、そして車両重量の低減化を実現している。

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