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正月は家族で話すいい機会! 高齢者ドライバーの運転操作や判断力の衰えをチェックする方法

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TEXT: Auto Messe Web編集部  PHOTO: NEXCO東日本

NEXCO東日本が高速道路「逆走」防止運動を実施

 NEXCO東日本は、近年問題となっている「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」などに関し、祖父母世代・親世代・孫世代の三世代にわたって免許を取得している人への意識調査を実施。それを基に、それら「三世代免許」を持つ家族が集まり、会話する機会が増える正月に「高齢者の運転について」話合うことを勧めるキャンペーンを展開している。

 これは、NEXCO東日本が昨年より実施している「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクトの一環。高速道路での高齢ドライバーによる逆走を他人ゴトにせず、「自分の家族にも起こりえること」だという意識を持つことを呼びかけている。

 NEXCO東日本が全国で行った「逆走・車の安全運転に関する三世代調査」によると、特に65歳以上の祖父母世代において、「正月など家族が集まるタイミングは運転について話す良いタイミングである」と思っている人が多数。具体的には、まず祖父母世代の32.0%が、自身の安全運転について孫と会話する良いタイミングは「正月など家族が集まったとき」と回答。続いて、「交通安全などのニュースを見たとき」及び「日常生活の中で頻繁に話している」がそれぞれ19.0%、「孫が運転免許を取得したとき」が15.0%となっている。
 また、祖父母世代が親世代と会話する良いタイミングだと考えるのも「正月など家族が集まったとき」が35.5%で最多。「交通安全などのニュースを見たとき」21.5%、「自分が60歳など節目の年齢になったとき」12.4%がそれに続く。

“逆走”の問題は家族間で話されていない

 一方、三世代における「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」の認知度は、祖父母世代が一番高く98.0%、親世代94.7%、孫世代92.7%と続く。
 また、「高速道路での高齢ドライバーによる逆走」について、「家族で話したことがある」と回答したのは、祖父母世代が54.3%、親世代が57.9%、孫世代が70.4%。
 これら結果により、各世代とも「高齢者の逆走」に対する認知度は高いが、実際に家族間で話した経験は祖父母世代が最も少ないことが分かる。

判断力チェック法なども紹介

 以上のような調査結果を基に、NEXCO東日本が推進しているのが、前述の通り、正月に家族で高齢者の安全運転や逆走防止について話し合いをすることだ。この運動を広めるため、フリーアナウンサーの新井恵理那さんをキャラクターとして起用した「年末年始は家族みんなで運転チェックを!」と題する、以下のCM動画を制作した。
 また、公式ホームページでは、高齢者の運転操作や判断力が衰えていないかチェックする「運転ここに注目リスト」を提供。
 ほかにも、皮膚感覚をキャッチする脳力の衰えをチェックする「スマヌ法」も紹介。これは、祖父母世代の背中にカタカナの「ス」「マ」「ヌ」の3文字のどれかを指で書き、どの文字が書かれたのか答えるという簡単なテストだ。
 今年の正月は、これらできっかけを作り、家族でじっくり、おじいさん、おばあさんたち「高齢者」の運転に関するコタツ談義に、花を咲かせてみてはいかがだろうか。

【詳しくはこちら】
「家族みんなで 無くそう逆走」プロジェクト公式ホームページ
https://www.e-nexco.co.jp/family_nakusogyakuso/

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