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寝正月の常識をぶっ飛ばす「キャンピングカーを利用した5つの楽しみ方」

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TEXT: さいば☆しん  PHOTO: さいば☆しん、CAMP JAPAN COUNTDOWN in 万博記念公園 実行委員会

冬だからこそ快適に過ごしたい活用術 

 ええ、白状してしまうと、私はず~っと寝正月派でした。寝ては食べては呑んでの、それはそれは怠惰な年末年始。お正月の期間はは店や宿の価格は高いし、どこに行っても人で混んでいるし、渋滞は酷いと、今から思うと勝手な理由をあげては寝正月を決め込んで、何もしないのが一番の贅沢と言い聞かせてきました。

 しかし、今回のお正月は仕事のために泣く泣く外出しましたが、ここで衝撃の新事実に出逢ってしまったのです。これもキャンピングカーでのクルマ旅のお蔭。そこで、くるま旅作家の”さいば☆しん”が寝正月の常識をぶっ飛ばしてしまったキャンピングカーの5つの事実をご紹介致しましょう。

1)年末年始限定イベントを楽しむ

 まずは、年末の時に開催されたキャンピングカー関連のイベント。今回は、大阪のパワースポット万博記念公園にある太陽の塔近くで開催された「CAMP JAPANカウントダウン in 万博記念公園」に参加してきました。

 CAMP JAPANは、「新し遊びの提案」「出逢いの場の提供」と銘打っているだけあって、そのコラボならではの新しい遊びを提案。今回は、太陽の塔の内覧会に始まって、吉本のお笑いやコンサートなど、通常のキャンピングカーイベントのキャンプ大会とは違ったコンテンツが盛り沢山なのです。会場には日本全国から集まった人が出逢い、一緒に年越しができるとなると新しい友達も出来たりして、それは最高の年越しが体験できる訳です。

2)宿泊の費用や予約も安心

 当然ながら、一部のキャンプ場は正月価格が設けられており、年末年始のシーズンともなれば人気のホテルや宿は予約困難という状況。しかし、車中泊を専門とする施設である「RVパーク」は、年間を通して統一価格。空いてさえいれば、通常価格で泊まることができます。しかも、人気エリアのRVパークでも激戦区という訳ではありません。

 コストパフォーマンスに優れる車中泊なのに、お正月価格もないというのは庶民にとって嬉しく、また、予約難民にもならずに済むという事も、キャンピングカーに乗っていて良かったと痛感する一瞬でもあります。せっかく快適にクルマ旅できるキャンピングカーを所有しているならば、これらのメリットを活用しないと勿体ないですよ。

3)家以外での「寝正月」もあった!?

 寝正月している場合ではないと言っておいて矛盾するようですが、新次元の寝正月もあります。今回、正月でのCAMP JAPANイベントの後、徳島にあるRVパーク「美郷の湯」へ。そこには気心しれたキャンピングカー乗りの人たちが滞在していて、朝から晩まで宴会状態、食べ疲れ、呑み疲れると、自分のキャンピングカーに戻って就寝。同じ寝正月でも、全く違う寝正月となりました。

 家でゴロゴロしていると「魚市場のマグロみたい!」と嫁に邪険にされたりしますが、そんな事もなく笑っての寝正月です。しかも、一箇所滞在型ならば移動もしないので、人の混雑も渋滞も関係ありません。リゾート気分で正月が楽しめるのです。

4)普通のお店が旅館になる!?

 美郷の湯を後にして向かったのが、三重の家呑み処「多喜屋」。宿泊施設はありませんが、なんと駐車場に9台のキャンピングカーが集まり、宿泊できる割烹旅館となりました。「くるま旅クラブ」には、車中泊できるお食事処「ぐるめパーク」がありますが、普通のお食事処でも、こんな感じで一晩限定のぐるめパークになるのです(ただし、車中泊できる施設に限る)。

 お母さんだって正月は、ご飯作らないで済めば楽チン。食べて呑んでも自分のキャンピングカーでバタンキューできるので、ゆったりまったりのお正月になります。「おせちに飽きたら”ぐるめパーク”もね」これなら、お母さんも真の意味で「寝正月」ができるわけです。

5)知人の家にも安心して伺えます

 友人宅にお年賀の挨拶に伺っても、長居をするのは迷惑な話。しかし、キャンピングカーがあれば、そんな心配は要りません。今回、三重県に別荘をお持ちの友人を訪ねましたが、駐車場にキャンピングカーを停め、安心して宴会→カラオケ大会→映画上映会と楽しむことが可能。頃合い良い時には自分のキャンピングカーに戻るというものです。

 先方に、布団などの手間をかけさせず、また泊まる方としても気遣いなく、自分のキャンピングカーで寝る事が可能。これなら『朋有り、遠方より来る、亦悦しからずや』と孔子もビックリなお正月となる訳です。それなりの駐車場スペースがあるケースに限られますが、こんな活用法もできるわけですね。

 このように、いつもの寝正月とは違う年末年始を楽しむ事ができました。正月は人が多いし大渋滞も予測されましたが、朝の4時起きで三重を出発。渋滞は全くなく、あっと言う間に帰宅できました。最近は、スマホアプリでも道路状況が簡単に分るようになったし、コツさえ掴めば、お正月の混雑を回避する事ができますよ。

 寝正月は好きですが、今回の体験で、お正月と言っても長い休みには変わりない、どんな忙しい友でも、お正月なら逢う事ができると分かりました。折角、自由気ままなクルマ旅ができるキャンピングカーに乗っているのですから、是非、こんなお正月の楽しみ方を試してみてはいかがでしょう。

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